こんにちは、晏藤滉子です。
今日はTVドラマ「凪のお暇」を観て、
気づいたことをシェアいたします。
このドラマ見ていらっしゃる方も多いのでは。
簡単に言うと「空気を読む」ことで成り立っていた「凪(主人公の名前)」が、
あるキッカケから全てを捨て、「本当の自分」を見つめていくストーリー。
何気に見始めましたが、本当に深い内容。
「空気は読むものじゃない。吸って吐くものだ。」は名言です。
女性からの共感が多いと聞きましたが頷けます。
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実は、私も子供の頃から「凪」のように空気を読むタイプ。
空気を読むことは強いられたものではなく、子供ながらの処世術です。
(月星座が天秤座だし、そのまんま)
大人になっても「空気を読む」はある意味便利です。
人との衝突は避けられ、その場を無難にまとめる事もできる。
でもね、空気を読むことが必須の生活では、人との距離感が微妙に歪んでくるものです。
「私はあなたのテリトリーに無理やり入らない。だから、貴方も無理に入ってこないで」というよそよそしい空気感が出てしまいがち。
本音を出さない付き合いは、腹の探り合いになりがちです。
周囲にとっても「凪」は正体が掴みづらく、影が薄く、
幽霊のような存在だったのでしょうね。
「本当の自分」で生きる事を放棄している場合、
大きな揺さぶりがかけられるものです。
「本当の自分を取り戻せ!軌道修正しろ!」と求められる出来事が。
空気を読み続けた私は「凪」と同じ経験をしました。
そして、その時に私がとった行動も「凪」と同じ。
「本当の自分」で空気を吸って吐きたい
正にそうでした。
究極の自分探しの「お暇」は、
周囲からみたら危なっかしく、不幸そうに見えるかもしれない。
でも、今の「凪」は不安かもしれないけれど、
今までにない軽やかで美味しい空気を吸って幸せな毎日だろうな。
本当の自分を取り戻したから
幸か不幸かは本人が感じる事。
酷似なストーリーでつい真剣に観ていましたが、
久しぶりに当時の事を思い出しました。
今から思うと、
「私のお暇」は大変な時期だったけれど、確実に幸せだったな・・・と。
窓から風が入ってくるだけでも深呼吸して微笑んでいたし(^^♪
そういえば、心理学やり始めたのもこの頃だったな・・・
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私自身の経験と絡めてシェアしましたが、
今、「凪」のような「空気を読むタイプ」は多いのではないでしょうか?
他者基準の「良い子」を求められ
人の気持ちと自分の気持ちが脳内でカオスになりがち。
「人から見て都合のいい仮面」ばかり・・・
「本当の自分の顔」が分からなくなってしまう。
今の時代、そんなタイプの良い子が増えているような気がします。
「空気は読むものじゃない。吸って吐くものだ。」
本当の自分を取り戻すストーリーです。
とても、良質なドラマなのでオススメしますね(^^)/