星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

あなたの中にも「凪」がいる。

 

 

こんにちは、晏藤滉子です。

 

今日はTVドラマ「凪のお暇」を観て、

気づいたことをシェアいたします。

 

 

このドラマ見ていらっしゃる方も多いのでは。

 

簡単に言うと「空気を読む」ことで成り立っていた「凪(主人公の名前)」が、

あるキッカケから全てを捨て、「本当の自分」を見つめていくストーリー。

 

 

何気に見始めましたが、本当に深い内容。

「空気は読むものじゃない。吸って吐くものだ。」は名言です。

 

 

女性からの共感が多いと聞きましたが頷けます。

 

 *************

 

 

実は、私も子供の頃から「凪」のように空気を読むタイプ。

 

空気を読むことは強いられたものではなく、子供ながらの処世術です。

(月星座が天秤座だし、そのまんま)

 

 

大人になっても「空気を読む」はある意味便利です。

人との衝突は避けられ、その場を無難にまとめる事もできる。

 

 

でもね、空気を読むことが必須の生活では、人との距離感が微妙に歪んでくるものです。

 

 

「私はあなたのテリトリーに無理やり入らない。だから、貴方も無理に入ってこないで」というよそよそしい空気感が出てしまいがち。

 

 

本音を出さない付き合いは、腹の探り合いになりがちです。

周囲にとっても「凪」は正体が掴みづらく、影が薄く、

幽霊のような存在だったのでしょうね。

 

 

「本当の自分」で生きる事を放棄している場合、

大きな揺さぶりがかけられるものです。

 

「本当の自分を取り戻せ!軌道修正しろ!」と求められる出来事が。

 

 

空気を読み続けた私は「凪」と同じ経験をしました。

そして、その時に私がとった行動も「凪」と同じ。

 

「本当の自分」で空気を吸って吐きたい

 

正にそうでした。

 

究極の自分探しの「お暇」は、

周囲からみたら危なっかしく、不幸そうに見えるかもしれない。

 

でも、今の「凪」は不安かもしれないけれど、

今までにない軽やかで美味しい空気を吸って幸せな毎日だろうな。

 

本当の自分を取り戻したから

幸か不幸かは本人が感じる事。

 

 

酷似なストーリーでつい真剣に観ていましたが、

久しぶりに当時の事を思い出しました。

 

今から思うと、

「私のお暇」は大変な時期だったけれど、確実に幸せだったな・・・と。

窓から風が入ってくるだけでも深呼吸して微笑んでいたし(^^♪

 

そういえば、心理学やり始めたのもこの頃だったな・・・

 

 *************

 

私自身の経験と絡めてシェアしましたが、

 

 

今、「凪」のような「空気を読むタイプ」は多いのではないでしょうか?

 

他者基準の「良い子」を求められ

人の気持ちと自分の気持ちが脳内でカオスになりがち。

 

「人から見て都合のいい仮面」ばかり・・・

「本当の自分の顔」が分からなくなってしまう。

 

今の時代、そんなタイプの良い子が増えているような気がします。

 

「空気は読むものじゃない。吸って吐くものだ。」

 

本当の自分を取り戻すストーリーです。

とても、良質なドラマなのでオススメしますね(^^)/