星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

心理占星術的に相性の良し悪しを考えてみる。

 

 

占星術数秘術を使って個人セッションをしているとよく出るキーワードが

人間関係(相性)です。家族問題や恋愛問題では、登場回数多いです。

 

 

占術者の考え方によって伝え方は大きく違うテーマなのですが、私は

 

相性の良し悪し=当人の考え方次第  

 

と先ずはお伝えしています。

 

 

 

 

白黒ハッキリさせたい方からすると身も蓋もないアドバイスですが、

単純に、良いですor悪いですとは到底答えられないのです。

 

 

相談者が何を望んでいるのか?

その関係性に何を求めているのか?

 

それが相性問題では大きなネックポイントだからです。

 

 

 

結婚を視野に入れた相性問題を例にとってみましょう。

相談者は女性とします。

 

ホロスコープを相性の面からみて

 

「何かと衝突しやすい」というキーワードが見つかりました。

⇒一見相性は悪そうなのですが、二人の間で問題があったらトコトン話し合って相互理解を深めていくものだという結婚観があれば逆に良い相性に転じることに。喧嘩の後の仲直り( ;∀;)雨降って地固まる関係性ってことですね。

 

 

「結婚したら家族的関係性になる」というキーワード

⇒結婚生活に対して家族的な安定した関係性を求める相談者であれば◎

けれど、恋愛体質で常に刺激を求めるタイプであれば不満がふくらみがちに。

 

「主導権は常に男性にある。」というキーワードなら

⇒妻は家族のサポートに徹するべきだという結婚観ならばよいけれど、

夫婦は対等であって、自分の能力を社会に活かしたい女性ならば色々と越えなければいけないハードル(話し合い)が必要かも。

 

それに加え「こういう生活がしたい」というビジョンは年齢的に変化するものですよね。

 

余談ですが、

ご本人ではなく当事者のご家族が問い合わせでいらっしゃることがあります。

この場合ご家族の想いが入りますので「親族としてのビジョン」が別枠で登場することになります。ご本人の想いもご家族経由なのでややこしくなりますが。

 

 

 占星術では、相談者のホロスコープからどのようなタイプかは推測できるものです。

 

 

でも、今ここで何を本当は望んでいるのかと聞き取りながら再確認することはとても大切なステップで、ホロスコープからだけでは推測しきれるものではありません。

 

 

心理占星術はカウンセリングのツールとしての占星術です。

答えを出すというよりも、相談者がベストな状態になるべくすり合わせていく過程が特徴的かもしれませんね。傾向と対策のカウンセリングに強みを発揮します。

 

相性について、それに対して良し悪しの解釈は当人のビジョン次第です。

 

 

自分がその関係性で何を求めるのか

どこに価値を見出すのか。

優先順位は何か

 

 

それをどんどん細分化することで、その向こうに見えてくるものがあると考えています。

 

本当の自分の願いを知るために、その関係性は用意されたのかもしれませんね。

 

それでは、ご参考までに(^^)/