星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

火星牡牛座入りの傾向と対策

  

 

7月5日、空の火星は牡牛座に入りました。牡羊座から牡牛座へと滞在場所を変えたということです。火星は情熱を傾けるポイント、やる気スイッチの在処を示してくれます。何に熱くなるのか、どんな行動によってやる気の導火線に火をつけるのか・・・それは滞在する星座によって全く違うものとなるのです。火星は牡牛座に8月19日まで、約一ケ月半滞在します。

 

牡牛座のキーワードは「I have」

物欲、所有欲、食欲など物理的なものを追い求めます。そして五感による快適さ満足感も欠かせません。本物志向や美意識など心の豊かさを尊びます。

 

そのような牡牛座に火星が滞在することによって、物欲が刺激されることは確かでしょう。それも量より質の物欲タイプ。それを得ることによって充足感を得ることに執着するようです。一見物欲や執着というとマイナスイメージを抱くかもしれませんが、牡牛座らしい物欲を充たすことは、そのテーマに追い風が吹いている時期ともいえます。それを封じ込めたり悪者扱いしているとそれがウィークポイントとして残るものです。つまりお金の使い方が下手だったり、モノに執着することに罪悪感を感じるなど偏りとして露になるものです。

 

この時期、ある程度自分の許容範囲を考えながら「物欲を充たすこと」が大切です。

また、収入アップのための行動やアイデアにも追い風が吹きます。牡牛座火星の執着ポイントは「より良き豊かな人生のために必要なことを集める」。お金や物が目的ではなくその向こうの満たされた生活のためということです。また身体を整えることも大切なこと。温泉やマッサージ、ボディワーク、ヨガなどゆったりと体感覚を呼び覚ますような活動が適しています。

 

また牡牛座というと食いしん坊が多いと個人的に強く感じています。旅行で土地の美味しいものを頂くなどアクティブに食欲を充たすのもよいでしょう。

 

この時期の星の配置から牡牛座火星の傾向を観てみると・・・

やはり活動的な気分が上り調子です。今まで慣れ親しんだものに熱くなるというよりも、新しい刺激や楽しみを開拓する。それにまつわる情報は自然と集まってくることでしょう。今までの行動パターンを変えてみることで新しい交友関係も期待できるかもしれません。

 

とは言え、7月上旬はスタミナやパワーがみなぎる時期です。だからこそやり過ぎることはいつの間にか心身を痛めつけることになりかねません。湧き上がるエネルギーを持て余すように感じるならば、自然の中で体を動かしたり、一人の時間を静かにとったりエネルギーのガス抜きも必要です。オーバーヒートには気を付けたい時期といえるでしょう。