こんにちは、晏藤滉子です。
本日で連続投稿1391回目のブログとなりました。
今回は個人的な呟きですので悪しからずです('◇')ゞ
今日ふと占術の世界に入った頃のこと思い出しました。
当時は心理学を基としたカウンセリングを始めていた頃でした。
占術の始めの一歩は数秘術。その頃は占術家になるなんて思いもしなかった、単なる好奇心です。ワークショップ当日参加者は私一人だけ(*'▽')。存分に質問したり話を聞いたり・・・今から思うと凄く贅沢な時を過ごしました。
そこでひとつ私が密かに抱えている悩み?を呟きました。
「私、変わることがとても怖いんです。だからつい逃げてしまう」
「私は全然怖くないですよ~」
そのシンプルな返し言葉がとても印象に残ったことを今でも覚えています。その方は数秘の‟9”ばかりの人。9を持つ人は柔軟で拘りに執着しないという傾向を持っています。そして何かを終わらせる人(決してネガティブなものばかりではなく)。だからこの「全然怖くない」と飄々とした雰囲気で言ってのけてしまうのでしょう。
でも当時の私はそんなことを知る訳もなく。
人と自分は違って当たり前なんだ・・・そのことが頭では充分分かっていたつもりでいただけ。リアルに感じてはいなかったのでしょう。とても新鮮だと感じました。
他者との違いを思い知る瞬間って多いものです。
そう子供から大人まで・・・そして大抵苦くて痛い経験とセットでその瞬間はやってくるものです。兄弟との比較や大人からの評価、隣の芝生は青いというけれど、比べられて卑屈になって気分は下降線に。苦い経験の方がつい主役になって「他者と自分は違って当たり前」という前提が脇に追いやられている。だから平常時に思い出すことってなかなか難しいかもしれませんね。
平常時こそ「違うことを思い知る」ってとても大切だと思うのです。
苦い経験をセットにしなくても、「違う」を認め受け入れたならば心の余裕は大きくなるもの。自分の価値観を基にした批判や勝手な妄想をしなくなるものです。
それは良質なコミュニケーションに繋がると思うのです。
コミュニケーションを歪めるのは色眼鏡を掛けたまま向き合うことだから。
違って当たり前。
それを前提にしたコミュニケーションは純度が高いと思うのです。
今日も読んで下さってありがとうございます。 それではまた(^^)/
「他者との違いを思い知る