星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

双子座満月によせて

 

明日12月8日13時8分、双子座にて今年最後の満月を迎えます。

満月図では不要なものの手放しや、それにまつわる葛藤を教えてくれます。

それは2023年に向けての大掃除のようなもの、スッキリと身軽になるには最適なタイミングです。

 

双子座満月によせて

 

多くの人が年末に向けて気忙しい時期、2023年という未来図を描きながらも2022年のまとめに励むようなカオスな状況になりがちです。例え短時間であっても意識のベクトルが今何処を指しているのか・・・観察することがとても大切です。

 

この時期、身近なコミュニケーション(家族、友人、仕事仲間など)において、ボタンの掛け違いのようなコミュニケーションミス、もしくは対立が起こりやすい時期に入っています。要領の良さや器用さなど、いつもならば重宝がられる要素がトラブルの元になってしまう、大袈裟なリップサービスなども後々問題になりがちかもしれません。

 

また自分の生き方(ライフスタイルを含め)に拘り追求するのは大切なことですが、度を越せば執着になってしまう。極端な場合それを妨げる要因を感情的に排除しようとすることもあり得ます。それは長年の積み重ねによるものかもしれませんが人間関係や環境、仕事など・・・感情的にそれらを敵視してしまうということです。

 

感情が乱れた中での決断は痛みや後悔を伴います。自分が今独善的になっていないか、この選択がベストなのかじっくり観察する目が必須です。また心と身体に全集中するような負荷をかける行動(運動、掃除、瞑想、趣味)なども、自らを客観視するには効果的といえるでしょう。

 

冬至直前の20日には空の木星牡羊座に入ります。ここから12年周期の本格的なスタートとなります。どのようなテーマを掲げるのか・・・それは人それぞれでしょう。この双子座満月では単なる来年に向けての大掃除というだけでなく、12年を賭ける壮大なテーマへ向けて、人生の断捨離を促す意図があると思うのです。

 

自分はこれからどんな景色を観たいのか・・・じっくり自分と向き合う双子座満月です。

 

 

                           以上です。