星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

空の金星が天秤座に入りました~その傾向と対策~

    



9月29日16時49分空の金星が天秤座に入りました。

 

金星にとって天秤座はホームといえる場所。

ノビノビと金星らしさを輝かせてくれる快適な居場所です。

 

月も太陽も火星も・・・星読みに登場する10個の天体は、全て12星座の守護星となっています。天秤座の守護星は金星といったように。反対に居心地が悪くなる星座も勿論ある訳で・・・星の流れで相性の悪い星座に滞在する時、その星の良さを発揮することなく、ぎこちなく小さくなってその期間を過ごします。

 

だから天秤座の金星は今が最高潮。一年ぶりの里帰りですから(^^)/。

他の星との繋がりをみると、コミュニケーションや趣味に入れ込んだり・・・ちょっと羽目を外し気味は歪めませんが、「嬉しい楽しい大好きの金星」ならば無理もないでしょう。

 

生きることを楽しむ、喜ぶことは金星のミッション。

そして「受け取ること」の役割を担っています。

 

楽しむ喜ぶとと言っても、貪欲に掴みにいくタイプではありません。受け取る性質を持っているので「楽しんでいたら、向こうから幸せが来ちゃった」という生来の愛されタイプ。美意識によって成熟していくので「美しくない様子」はどうにも落ち着かないようです。金星は恋愛、仕事、お金、美意識、愛され方を表現します。それらは全て前提として「楽しみながら」がついてきます。

 

必死さとか忖度とかではない・・・それがなくても生きていけるけれど、それがあったら人生はもっと潤い豊かになる。人生の余白を喜びで満たすのが金星の在り方です。

 

この天秤座金星の時期(9/29~10/22)において、美しい在り方・・・美意識が問われる時期ともいえるでしょう。美意識とは個人だけではなく社会においても‟本性”が出てくるものです。何が大切なのか、自分にとっての優先順位を考える時です。そして人との向き合い方も、この時期焦点が当たるところ。天秤座的な関係性は「調和」です。決して勝ち負けや一方的なベクトルではありません。恋愛や交渉事についてもガンガン攻めされたりしたら興ざめしてしまう。理性と感情・・・あくまでもバランスの良さが大切です。

 

特に今週から12月まで火星の存在が気になるところです。金星と火星は凹凸のミッションを持っています。異質な分だけ、合えばプラスに衝突すればマイナスになってしまいがち。どうもこの秋は金星(受け入れる)と火星(与える)がそれぞれ主張し、揺さぶられることも多いかもしれません。恐らくそれは矛盾からくるものでしょう。

 

行動と意識がかみ合わない、心地悪さを感じたならば

「そこに私の美意識はあるのか。喜びはあるのか」・・・心の中の金星がブレそうな時の戒めの言葉です。

 

どうぞご参考までに(^^)/