星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

ダミーの真剣さでは結果は出しにくい

     

 

こんにちは、晏藤滉子です。

本日で連続投稿1189回目のブログとなりました。

 

お盆休みで移動の方も多いことでしょう。

週末は所により台風や大雨などの予想です。どうぞお気をつけ下さいね。

 

今日は真剣と深刻の違いについて共有いたしましょう。

 

「深刻」は、差し迫った状況下で深く思い悩むさまを表しています。

「真剣」は対象と真面目に向き合うこと。本気をだして取り組むことを表します。

 

深刻も真剣も、眉間に皺を寄せているようなイメージ。だからか時として深刻と真剣がごちゃ混ぜになっている人を見かけます。

 

深刻と真剣・・・そこには大きな違いがあります。

 

深刻さは「頭」で創られるものです。

頭の中の「思考の声」が深刻さを浸潤させていく。大抵の場合、差し迫った状況下での妄想・・・最悪の事態をイメージしてしまうもの。頭の中は思考の声が拡大し響き渡る。考え過ぎて夜も眠れないということになりがちです。そして「深刻」からは決して答えや結果は出てきません。だって妄想ですから答えの出しようがありません。ただ頭の中に広がるイメージ画像なのですから。

 

対して真剣さは「ハート」に在るものです。

理屈や忖度ではなく、まるで湧き上がるような本気な想い。ハートに火を点けてという言葉がありますが、他が見えなくなるくらいに夢中になることです。ただ深刻さは時としてメンタルを蝕むものですが、真剣さは高揚感を伴います。アドレナリン注入するようなものですから活力は勿論あがります。生き甲斐や充実感・・・挫折や失敗があったとしても真剣さの先には結果や収穫が何らかの形で存在するものです。

 

深刻さはそもそも最悪の事態から身を護る術のようなもの。でも度が過ぎて翻弄されてしまってはエネルギーの無駄遣いになってしまう。そして恐怖で身動きが取れなくなってしまいます。ただ真剣さのフリをした深刻さ(ダミーの真剣)はちょっと厄介なもの。深刻さという足かせ付の真剣はアクセルとブレーキを同時踏みするようなものだから、結果がなかなか出にくくなってしまうのです。

 

もしも頑張っているのになかなか結果が伴わない場合、もしかしたらダミーの真剣になっているかもしれません。本当の意味で夢中になり切れていない、疑いながら取り組んでいる可能性があり得ます。

 

ブレーキを離してアクセルを踏み直す・・・視点を変えて、自分の在り方を点検してみることが大切かもしれません。

 

今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)/