星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

水瓶座満月によせて

    

 

8月12日10時36分、水瓶座にて満月を迎えます。

満月図のリーディングでは、この時期の葛藤ポイントや手放すものを教えてくれます。

 

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今のこの時期、「悩ましい」と感じることが多いようです。

 

アクセルとブレーキを同時に踏んでしまう。如何にも車に負担をかける行為をしがちかもしれません。動きたいのにいざ動こうとするとストッパーが掛かってしまう。普段行動的な人であってもつい躊躇してしまう。そうこうしているうちに自分への不信感や弱気に支配され停滞の沼に嵌ってしまう。そのような状況に焦ってしまう人も多いかもしれません。

 

結構頑固な星の配置が「台風の目」となり居座っています。

 

そのような時こそ、自分の内側を静寂にさせることです。無闇に事を運ぼうとしたり、感情的に暴走しないこと。外側が嵐の時こそ自分の内側としっかり繋がることが重要です。それさえあれば大丈夫、恐れることはありません。だって嵐は必ず通り過ぎるものですから・・・。

 

そして、今の自分の範疇の中で思いついたことを実行することです。いきなり願望達成の最終地点を目指すのではなく、「あの映画が観たい」「あそこのケーキを食べたい」何気なく思いついたことを、淡々と実行していくことです。小さい成功体験を積み重ねていくこと・・・それは自分の内側と繋がっている「見える証」となるでしょう。旅行に行きたければ、情報収集や宿を押さえるだけでもよいのです。焦りという見えないものに翻弄されるよりも、見える証で周囲を固めていくことです。

 

今のこの時期、頭の中で色々考え込まないことがある意味処世術といえるでしょう。雑多の思考はすぐに頭の中を占拠して暴走してしまうので要注意です。内側を整えて備えていれば、必ずベストなタイミングで必要なことは起こります。「あれをしなきゃ」「これをすべき」はほぼ100%思考の声。それに振り回されることは嵐の中に出ていくようなものです。

 

嵐が過ぎ去った後のために、今は自らを整える時期といえるでしょう。