こんにちは、晏藤滉子です。
本日で連続投稿1033回目のブログとなりました(^^)
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これは以前友人から聞いた話です。
友人はボディワークのセラピストでした。
自宅サロンをしていて、ある時新規のお客さまの予約が入りました。
いつものように丁寧に施術し、お客様も満足げな様子。
お会計の時、新規のお客様のための初回割引のお値段を伝えました。
その割引は「これからもよろしく」の意味を込めたもの。
でもそのお客様は、あえて定価の施術代を払っていかれたそうです。
その後セールとかポイント割引がある場合でも必ずお支払いは定価らしい。
そのようなお客様はその方だけらしい。
友人はどうしてなのか疑問に思い、その理由を尋ねたそうです。
そのお客様が仰るには･･･
普段の買い物や食事でも定価で支払うことにしているとのこと。値引きのメニューがあったとしても敢えてそれは使わない。それは支払うお金と受け取る満足感を同じにしたいから。自分が値引きした金額を払うことは受け取るものの価値を下げてしまうこと。それを提供しているお店やスタッフから搾取しているようなものだから。贔屓にしているお店ならばずっと続けてもらいたいから定価で支払うのがモットーなの･･･。
そのお客様は、豊かな雰囲気の高齢の女性。
でも５０歳くらいまでは仕事も大変だったらしい。
そんな時に知人から「お金はエネルギーの循環」ということを聞いたそうです。
それから少しでも安いものから、もっと満足できるお金の使い方へ。それを考えるようになってから事業は上向きに。顧客や支援者も増えていったそうです。それはお金の払い方とは一見関係のないことのように思えますが･･･よく理解できます。
自分がお金を払う時、受け取るものにどれだけ満足するのか･･･それは買い物の醍醐味に繋がります。でも提供する側にとっても同じエネルギーの循環は起こります。出来るならば同じだけのエネルギーを循環させるのがベストだと思うのです。
提供する人を応援したい･･･そのような意識を持つ人は「豊かな人」だと思うのです。
「そういうことが無理なく出来る状態でいたいから、結局自分の為ね」
その女性はそう付け加えたそうですが･･･流石だなと納得です。
節約も工夫も大切なことですが、提供側のエネルギーを搾取することとは別なこと。勿論自分だって搾取されたら嫌なものですよね。
その兼ね合いを上手くとるのが･･･スマートなお買い物だと思うのです。
今日も読んでくださってありがとうございます。 ご参考までに(^^)/
