星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

降参する勇気で世界は動き出す

 

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こんにちは、晏藤滉子です。

連続投稿878日目の本日のブログです。

 

 

今日のテーマは「降参」。

誰に対して?・・・それは「本当の自分」に降参ということです。

 

物心つくころから、人間って多かれ少なかれ取り繕う事を学習していくものです。

こうしたら親は喜んでくれる

こう拗ねたらなだめてくれる

こうしたら皆褒めてくれる・・・

 

命を守る意味でも、生き易くする意味でも子供は学習していくものです。これは人生最初の学びともいえるでしょう。人間も動物ですから身を護ることは生きていく上で必須ですから。

 

人生の初めの学びは「守られること」が目的でした

そして大人になるにつれ目的は「ダメな自分を隠すこと」へと変化していきます。

 

「ダメな自分を隠さなければ大切にされないor嫌われる」

ダメ! と思い込んでいる貴方の一部こそ・・・本当の自分です。

 

「本当の自分」なんていうと、完全無欠の完璧像を抱くかもしれませんが、

そんなことはありません。それこそ勝手な思い込みです。

 

せっかち、怒りっぽい、毒舌、掃除が苦手、努力は嫌い、働きたくない・・・それはまるで今世のダメ人間。そうは言っても、そのダメダメ部分を常日頃隠しているのならば・・・確かに「本当の自分」に違いないのです。

 

人間って大人になると、自分の本性を何となく分かっているのに、それを隠そうとします。本当は家事が嫌いなのに好きなフリをするのも、本当は怠けていたいのに努力するフリをするのも・・・いわゆる「モテるテクニック」を伝授する情報は巷に溢れています。

 

それは全部「本当の自分」を何とか隠そうとするテクニック。

そのテクニックを駆使すれば、一時は恋も仕事も上手くいくかもしれません。

 

でも、残念ながらそれは長続きしないものです。

だって本当の自分が黙っているものですか・・・どこかで綻びはでてくるものです。若しくは、同じように本当の自分を隠しているお仲間の中でしか生きられなくなる。

 

仕事でも同じです。本当の自分はナマケモノなのにそれを認めたくない自分がいる。その為やたら努力をしてみたり熱心に仕事をするアピールをすることに。でも・・・取り繕ってアピールしても所詮は違うキャラでしかない。残念ながら結果も思ったように出ないものです。

 

「これをやったら絶対成功!」なんてあり得ない時代に入っていると思うのです。

 

それよりも「本当の自分」を認め降参すること。ナマケモノでも家事が嫌いでも、それを認めて受け入れる。今までの塩対応ゴメンナサイ! と降参することって大事だと思うのです。

 

家事が嫌いなんて嫌われるよ

ナマケモノなんて社会から淘汰されるよ・・・現実は甘くないよ。

 

そう洗脳されてきた私たちは、降参する勇気がなかなか持てなくて葛藤することでしょう。でも、本当の自分に降参した時・・・ダメダメな部分は私達に活路を見せてくれるものです。

 

家事が嫌いでも理解あるパートナーが現れる

ナマケモノでもアイデアで勝負できる仕事が見つかった

実務はダメダメだけれど、それを得意な仲間がフォローしてくれる

 

「降参する勇気」によって、見える世界が変わるのかもしれません。大切なことは・・・受け入れられた「本当の自分」は、決して貴方を見捨てないということです。

 

 

何も考えずに取り繕う人生を歩き続けたら思考停止のまま、自分なのに他人事のような人生を歩んでしまう事になりかねません。でも本当の自分として生きていこうと覚悟したならば・・・降参する勇気を発動したならば、世界はきっと優しいと思うのです。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます。  ご参考までに(^^)/