こんにちは、晏藤滉子です。
本日で連続投稿915日目のブログとなりました。
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「幸せの鍵」というものがあります。
それは、人が成長して次のステージに向かう時、その扉を開ける鍵を指し示します。
人間って、成長を無意識下で目指す生き物です。成長や意識の進化を本能で望んでいるもの・・・でも実際新しいステージの扉の前に立つ時は迷い躊躇するものです。だってその向こうには実際何が待っているか分からないから。不安になったり、怖くなったり、引き返したくなったりするものです。
一方同じステージに頑なに拘って居座り続ける人もいます。一見理不尽な環境なのに何故かそこにしがみついている。そのような人に、宇宙は露骨に発破をかけてきます。思いがけない不運や人とのトラブルなどを通して、執着しているステージからの強制退去。気が付いたら見慣れぬ扉の前に立っているというパターンです。
新しい扉がある・・・鍵穴のようなものがある・・・でも肝心な鍵を持っていない。
幸せの鍵とは、初めから授けられたものではなく、後天的に手に入れるものです。それは多くの場合「自らの行動」によって鍵へ導かれます。
でもその切っ掛けになるのは、意外にも「他者」だったりする。他者がその鍵を持っているのです。
人見知りだ、人嫌いだ、ひとりで人生を歩いていきたい・・・そのような人でも、実際に一人で生きることは不可能です。多かれ少なかれ他者との接点は必要不可欠な世界にいる。人を好きでも嫌いでも、その鍵を誰かが密かに持っているものです。
自分にとって大嫌いな人かもしれないし、すっと通り過ぎるような人かもしれない。その鍵を痛い経験で渡す人もいれば、リレーのバトンのように鍵を託すことだってあり得ます。運命の中では、何らかの形で「鍵を渡す人」が必ず登場します。
新しいステージで共にいられるか否かは不明だけれど、確実に鍵を渡そうとする人がいます。そこでちゃんと鍵を受け取るのか無視するのか・・・それは自分の意志次第です。
他者によって渡された鍵によって、新しいステージの扉を開ける。そこで初めて新しい世界の住人になることが出来るのです。
きっと貴方自身も誰かの幸せの鍵を密かに持っている筈です。知らず知らずのうちに、大事な役割を担って生まれてきている。
見えない世界のカラクリ・・・誰もが誰かの「幸せの鍵」を握っているのだろうと思うのです。
今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)/