星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

自分のご機嫌の責任をとるということ

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こんにちは、晏藤滉子です。

本日で連続投稿914日目のブログとなりました。

 

ご機嫌が良い悪い・・・

人間ですから当然感情の波はつきものです。

 

でも仕事や家庭では、ご機嫌の状態は関係性を左右するものとなります。

八つ当たりされたとか、普段なら笑うところなのにブチ切れさせてしまったとか・・・。

 

相手のご機嫌の悪さが目立つほど、「自分が悪かったかな」「そういう言い方しなくても」と受け取ります。そしてそれが自分のご機嫌の悪さに繋がることだってあるものです。

 

よくあることですよね・・・。

 

自分が色んなことを感じ思うように、相手も色んなことを思っている。

 

人間は個別の感情のフィルターをもっています。ここまでなら許容できるけどそれ以上はNG。そのフィルターとはその人の経験からの「信念思い込み」由来の成分で出来ています。

 

家はキレイに保たれているべきだという信念を持っていたならば、それを脅かす人に対して機嫌が悪くなる。仕事は全力でやるべきだという信念ならば、そうでない人にイライラする。機嫌が悪いイライラするといった「負の感情」が湧き上がる時、大抵それは自分の信念や思い込みを指し示すサインです。「あなたはこんな思い込みを持っているけどどうする?」みたいな感じのサイン。不思議な話ですが、自分の思い込みを刺激するような人が引き寄せられるものなんですよね。何でも自分がやりたい人の周りには依存する人が、自由でノビノビ暮らしたい人にはそれを非難する人が・・・宇宙の采配なのか、自分の思い込みを「それでいい?」と確認するような人が目の前に表れる。

 

だから、その人が私を見て感情を顕わにするのならば、その原因は「その人の中」にあるのです。一見「私」が原因のようで「私」ではない。もしもそのことで、私のご機嫌が損なわれたのなら、全く別件で「私の思い込み」が指摘されているのです。

 

例えば・・・子供がグズグズしていて親が怒り、それに連動して子供が拗ねてしまう

→親が「出かける準備は前もってするべきだ」という思い込み

→→子供が「自分は監視されるべき人間だ」という思い込み

 

人間関係でボタンを掛け違う時、両者の思い込みの視点は全く違う所にあるものです。それを改善したいならば「空気で察して」ではなく、ちゃんと表現しなければ伝わらないものです。

 

その思い込みを持つのか、捨てるのかはその人自身の選択です。もしも同じパターンを繰り返しているのなら自分と向き合うチャンスとなるでしょう。

 

目の前の人の感情に対して自分が責任を感じる必要はありません。というか感じてはいけません。だってその人の問題やテーマなのですから、誰も替わることは出来ません。

 

つまり自分のご機嫌は自分で責任をもつことです。

お前のせい、貴方のせいという前に、「私はどうしてこんなにムカついているんだろう」そこに目を向ける責任があるのですから・・・。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)