星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

振り解いた手はまた繋ぎ直せばよい。

 

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こんにちは、晏藤滉子です。

 

私は時々、とてつもなく心が乱れることがあります(-"-)

 

機嫌が悪くなる、苛立つ、不安にのみ込まれる。

周囲がキラキラして見えて、自分が惨めになってしまう。やさぐれる

原因はその時によって違うけれど、始末に負えない乱れ方をする自分・・・。

 

そういう事ってありませんか?

私の場合、8月と11月に心の乱気流に巻き込まれがちになる傾向がみられま

す。人によって月の満ち欠け、季節など・・・パターンはあるのかもしれません。

 

出来るだけ仕事や人に会う予定を「密」にしない。

身体のメンテナンスを心掛けるなど、その時を穏やかに過ごすコツはあるもの

の、「外の要因」で対処することには限界があります。

 

決定打があるとすれば・・・とにかく、ドップリと「感情の沼」にダイブすることでしょうか。誤魔化さず、気分転換に逃げず・・・感情の沼の底辺まで潜っていく。

 

これは結構、ストイックなイメージを持つかもしれませんね。

勿論楽しい事では決してないけれど・・・実際は一番早く浮上できる方法です。

 

自分と向き合う事から逃げない

 

不機嫌の正体・・・実は「サイン」です。

 

「今ここにいる自分」と「本当の自分」が手を離したことを知らせるサインです。

 

「本当の自分」とは「本質で生きている自分」。素の自分ともいえます。

本来「今ここにいる自分」と「本当の自分」が手を繋ぎ合っていればベストな

状態です。

 

でも、繋ぎ合った手を何らかの理由で手を放してしまう・・・。

そんな時、あらゆる不機嫌が湧き上がってくるものです。

 

何故なら、「今ここの自分」と「本当の自分」はベストパートナー。

自分が自分を信頼する・・・自己承認の世界です。

 

でも一旦「本当の自分」との繋がりが断たれた時、人は他者に対して自分を認めてもらおうと考えます。それは他者承認の世界です。

 

他者承認の世界で生きる事は、他人軸で生きること。人生の舵取りを他者に任せるようなものです。心の安寧とは遠く離れてしまうことでしょう。

 

だから・・・心が乱れてしまうのです。

不安で焦って疑心暗鬼になる。

ベストパートナーと距離を置いた時、本当の孤独を感じたのかもしれません。

 

***



不機嫌な時、とことん自分と向き合うことが復活への最短コース。

それは自分と向き合うこと。つまり「本当の自分」と改めて向き合うことといえます。

 

「恐れ」を見つめ、「妬み」を見つめ、「不安」を見つめ・・・その奥には

本当の自分が求めている喜び、望みなどの輪郭が見えてくるものです。

 

不機嫌な時、その感情の沼に嵌ることは、単に苦しさを我慢することではありません。

 

手を解いて離れてしまった「本当の自分」を追う事で、

改めて繋がり直しが、関係修復が可能になるのです。

それは、「本当の自分」からの本音を聞き取ることから始まります。

 

振り解いた手を繋ぎ、また一緒に楽しく踊る為に・・・。

 

不機嫌はその尊い時間を思い出させる為の「サイン」。

荒療治なのかもしれません。




今日も読んで下さってありがとうございます。  ご参考までに(^^)/