星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

双子座満月によせて

 

    f:id:yasura7165:20200605220533j:plain



 

11月30日18時29分、双子座にて満月を迎えます。

 

満月とは星図上では月と太陽が向かい合う配置です。

 

つまり、太陽と月はガッツリ向き合うというイメージ。

太陽は「意志、目的」、月は「感情」を表します。

 

両者が手を取り合うのが理想ですが、それまでは葛藤や迷いもあるもの。

そんな関係性が満月では見られます。

 

何を握りしめ、何を手放すのか・・・

自然と意識のベクトルは「内側」に向いていくようなタイミングです。

 

満月の星図は、次の新月までの半月間(12月14日まで)を支配し

リーディングを進めます。

 

双子座満月によせて

 

この時期、「現実の社会」で頑張ろうとする姿が評価されるかもしれません。

一途に努力してきたこともありますが、「能力、存在」が誰かの目に止まり、

引き上げられる可能性があります。

 

11月下旬から始まった、変化を追い求める衝動に追い風が吹くこともあり得ます。

 

物事が起こるタイミングは運命的な風が吹くものです。

敢えてもがいたりする必要はなく、肩の力を抜いて風に身を任せることも大切です。

 

宇宙は、私達がコントロールする必要はなく、絶妙なタイミングで物事を目の

前に運んでくれるもの。それを受け止める為の行動は必須ですが、状況をコン

トロールする行動は「もがくこと」に繋がります。

 

「○○したい」「やってみたい」という本能からの行動との区別は、これから

の「風の時代」には重要なことです。

 

コントロールか、本能か・・・その嗅ぎ分けは、普段から身に付けたい能力です。

 

今回の満月は、その嗅ぎ分けに絡む葛藤が見え隠れするのです。

 

現実的な追い風があれば、人間はそれに乗ろうとするものです。

でも、本能で「したい」「選びたい」という「内面からの声」は、現実的な追い風の音にかき消されてしまうもの。

 

「本能からの声」が内面の奥深くに沈められてしまうのです。

 

この満月では、沈められた「本能の声」が問いかけてくる。

「私の思いはどうなるの?」

それに応えるのは「自分自身」に他なりません。誰にも代返できない。

 

でも、無視する事は賢明ではないようです。

何らかの思いを決着させる必要があるようです。

 

自分がこれからしたかったこと

今の生活はこれからどうするのか

何を心の拠り所にしていくのか

 

今現在と、これからの「願望」両方に光が当たる時、

正解は貴方自身が出した答えです。

 

何を掴み続けるのか、何を手放すのか

それとも全部手に入れるのか・・・

 

悩ましいところかもしれません。

ただ、今のこの時期には向き合うべきテーマには違いないと思うのです。



                         以上です。