こんにちは、晏藤滉子です。
最近、友人と話していて気づいたことがあります。
たまたま相手が心配性のタイプなのか、
「未来の不安」について熱く語っていました。
自粛生活のこと、景気のこと、将来の人生設計のこと、大きな地震が来たとしたら・・・
慎重な彼女らしく、ややネガティブ側の予測にそって計画を立てている。
備えあれば憂いなしというし・・・人生設計の仕方は人それぞれ、好みです(^^)
ただ彼女に限らず(私自身も)、「見えない未来」に思いを馳せた時、
ネガティブ要因は容易くイメージできて、根拠がないにも関わらず、ついその気になってしまうもの。ほぼ最悪の事態を想像している。
孤独だとか、仕事で失敗するとか、お金に苦労しているとか・・・。
ありありイメージだって出来るくらいに、暇さえあれば脳内で繰り返している。
つまり・・・リアルに体感しているのです。自ら率先して(-"-)
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一方、未来に関しての好ましい要因は「夢」「願望」の類です。
ポジティブ案件を思い描く時、「根拠のない自信だけどね・・・」とやや自虐気味の枕詞が置かれる場合もある。
「根拠のない」となるだけに、時系列では「今」と分断されているのです。
どういう流れでなるかは不明だけれど、「何故か上手くいく」みたいな感じです。
古今東西、「根拠のない自信を追いかける人」は変人認定されやすく、
そう云われ続けていたのではないでしょうか?
現実はそう甘くないよ
いい年して夢みたいなこと言って
足元みろよ、おめでたいな・・・
「根拠のない自信」は、根拠がないというだけでそのような扱いを受けてしまう。
次第に本人さえも・・・「もうダメかも」と現実に負けてしまう。
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ネガティブなイメージだって根拠はありません。
あくまでも想像の内なのに、何故だか支持されてしまうのです。
根拠のないのないネガティブ案件→信じる。確定的なイメージ
根拠のないポジティブ案件→信じられない。確証のない曖昧なイメージ
「未来のネガティブ案件」はリアルに感じられ、確信に近づいていく。
「根拠のない自信からの夢」は現実に絡めとられ、次第に色褪せてしまう。
両者共、未来において「実際に起きる確証」はどこにもないのです。
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なぜ、ネガティブ案件は馴染んでしまうのか・・・。
それは「思考の声」が絡んでくるからです。
「思考の声」は顕在意識の声・・・というと難しく聞こえますが、
要はネガティブ路線で石橋を叩いて渡らせようとする性質があります。
それは、自分自身の安心安全の為。新しい事に挑戦したり、思いつきで行動することは危険と見なしているのです。危険な事はしないで、安全な道を歩いて・・・と誘導しているのです。それはある意味過保護なくらいに強く警告を伝えてくるものです。
一方「根拠のない自信」、夢や願望のポジティブ案件の声は「本当の自分の声」、
潜在領域の声です。常に本音を呟いています。
でも残念なことに・・・圧倒的に「小声」なのです、「思考の声」に比べて。
だからかき消されてしまう。
それが、ネガティブ案件は確信になりやすく
ポジティブ案件は、次第に色褪せてしまうことになりやすい原因です。
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「思考の声」は必ずしも敵ではありません。
場合によって味方にもできるもの。
でも、「根拠のない自信」から未来のヒントが湧いてきた時は、大切に育みたいものです。やはり未来は「自分の好きな色」に染めたいものです。
その為に有効なのは、色褪せないように書き記す事、毎日々「未来のポジティブ案件」に馴染む機会をつくること。自分で自分を洗脳するくらいで丁度よいのです。
放って置いたら・・・折角のポジティブ案件は色褪せて枯れてしまうことになってしまいがちですから。手間をかけてあげる価値は大いにあると思うのです(^^)/
今日も読んで下さってありがとうございます。 それではまた♪