星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

「臨むごはん」は生気を取り戻す

     

    f:id:yasura7165:20210121230729j:plain

 

 

こんにちは、晏藤滉子です。

 

今日は、「何だか生気が足りない時」の対処の仕方について、

個人的な経験も含め、共有いたしましょう。

 

***

 

コレといって理由がないのに、だるい、憂鬱、覇気がないって事は

多くの人が経験していると思います。

 

季節のせい、バイオリズムの影響・・・人それぞれ原因があるでしょうが、

それを放置して本格的な病気になったり、食べることや眠ることなど人間の本

能に関わる不調になってはリカバリーが大変です。

 

出来れば、早目の対処が効果的。

気持ちが塞いだ時に「これをしたら復活するアイテム」を持っている事は

強い味方となる筈です。

 

 

うな丼に想定外に怯む

 

個人的な事ですが、先日不調な時がありました。

忙しい時期が一段落してほっとしたのでしょうか、燃え尽きた感覚です。

 

気怠いような、ぼーとしている、覇気がない。テンションは低空飛行です。

「長引かせたくないな・・・」と思いつつも数日グダグダ。

ふと「鰻が食べたい!」が何処からか降りてきました。

 

閃きには素直に従いたいもの。

そういえば、最近ゆっくり食事を楽しんでいなかったな・・・

 

思いきり元気つけようと入った「鰻やさん」。

注文したうな丼の蓋を開けた時、その力強いビジュアルに一瞬怯んでしまったのは想定外でした。

力強い、オーラがある、鰻の方がドンと構えている雰囲気。蒲焼なのに自信満々に見えてしまう。スーパーの鰻とは全く別物の佇まいです。

 

グダグダで覇気がない私は気迫負けしてしまいました。

「こんな気合の入ってる鰻を全部食べられるのか?私」

決して小食ではない私がそう思うくらい、「鰻」は眩しかった・・・。

 

結局のところ、美味しく完食(^^)/ 

この時の「うな丼」は私を確実に元気にしてくれました。



「気合の入る食べ物」は弱った人に喝を入れる

 

「鰻」はどうして私を元気にさせたのか・・・

それは「栄養云々」「贅沢に」ではなかったと思います。

 

うな丼の蓋を開けた時の「迫力」を感じつつも、

食べることによって立ち向かおうとしたから。

迫力にのみ込まれることなく、それを呑み込んでしまおうという「反撃」が成

功したから。

 

とても感覚的な話で恐縮ですが・・・これは「鰻」に限らず他の食べ物でも起こり得ること。思い出の食べ物、インパクトのある食べ物、気合を感じさせる食べ物など・・・。

 

私の友人の話ですが、子供達が試験で落ちたり凹んだりしている時、唐揚げを山ほど揚げるとのこと。それを一番大きなお皿に山のように盛って、テーブルの真ん中にドンと置く。そして家族全員で、その山を突っついて食べていく。子供達が幼稚園時代からやっているらしい。子供達は今ではあきれ顔で、うっとおしい素振りらしいが黙々と食べ続ける。そして家族の恒例行事として唐揚げの山を制覇していく。

 

これも「気合の入る食べ物」に入るだろう。

 

一般的なフードファイターは量的パフォーマンスだけれど、

その食物の勢いをのみ込もうとする「臨む食」。

 

「食べる」という行為は生存本能をかき立てるもの、

原始的であるだけに絶えることはないものです。

 

例えそれが脳内のプラシーボ効果であっても、活力を取り戻すアイテムとしては効果的だと実感した次第です。



今日も読んで下さってありがとうございます。 それではまた(^^)/