星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

2020年 冬至に寄せて

 

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12月21日19時2分冬至を迎えます。

 

占星術から見た冬至は、現在の太陽が山羊座に入る時。

 

「陰極まって陽に転じる」、

冬の「陰」のエネルギーに満ちた中で、ベクトルを大きく転じ、「陽」へ向けていく。それはまるで谷底から山頂へ一気に目指すようなイメージです。

 

冬至星図では、春分までの3ヶ月間を支配します。

それは単なる「冬を耐える3ヶ月間」ではなく、次の春分ではどのようなタネを蒔き収穫しようか・・・。来年をも視野に入れる「3ヶ月間」とも言えるのです。



冬至に寄せて

 

自分の能力を存分に活かして、やり遂げたい。

 

社会において自分は何を出来るのか、能力を役立てることができるのか、

そんな意欲に満ちている時です。

 

死んだように生きるのは嫌だ、何者かになりたい。

環境や社会に押さえつけられた鬱憤を晴らすかのように、貴方は社会と関わる

ことを望むようです。

 

お金とかステイタスではなく、

「自分の力を出し切りたい」という願望が貴方を駆り立てる。

 

ただ、一筋縄ではいかない。上手くいく事ばかりではないということです。

というのは、来年8月までは「破壊と創造」がつきまとう時期。

常に「摩擦と葛藤」を感じるような状況になりがちです。

 

「破壊と創造」「摩擦と葛藤」などというと相当怖い苦しいイメージですが

不要な制度、体制が淘汰されて新しいものが創造されるということ。

 

つまり「滅亡の為の破壊」ではなく、「新しい未来の為の破壊」。

だから、旧体制との衝突や葛藤はどうしても避けられない通過儀礼です。

 

家で例えれば、

破壊を避けるために、建て増しの連続をしていたら、

結局最後はちぐはぐな違和感の「家」が出来上がります。

 

それを避けるための「破壊と創造」でもあるのです。

生きている限り、流れに乗るしかないのです。

 

******

 

冬至」からそのスタートが切られます。

冬至から半月間くらいの時期、権威やリーダーなど「目上の人」に疑問を持ったり、ぶつかる人もいるかもしれません。

これは、仕事上、社会の場だけではなく、家族の中でも起こり得ること。

 

今まで従順に従っていたし、信用してきたが、もう我慢できない!

いい加減にして!とちゃぶ台返しをするような激しい怒りです。

 

苛立って、怒りのエネルギーを持て余すようなイメージが見られます。

 

そして、それを煽るように「破壊と創造」の追い風がふく。

 

つまり、不要な物は捨て、新しい時代に相応しいものを創りましょうという段階にこれから進んでいきます。

 

ただ・・・リーダーシップを取るのは、

従来のピラミッドの頂点側の人ではありません。

 

「風の時代」に突入する今、

自分の能力を存分に活かして、やり遂げたい。

そんな願望を打ち上げる人達です。

 

その切り換え時では、摩擦や葛藤で不安になる時もあるかもしれません。

決意したものの、この道は間違いではと頭を抱えることも。

 

でも、この時期は動いて、考えて、気分を上げて・・・多少の躓きは想定内で

スタートをきることお勧めします。

 

それは試行錯誤の中で、思いもよらぬアイデアが降ってきたり

ダイヤの原石が見つかるものですから。




                       以上です。