こんにちは、晏藤滉子です。
先日、友人宅を訪問しました。
素敵な夕食をご一緒するために(^^)/
友人のご主人が「おくどさん」を知人から譲り受け、
手を加え現役のように使えるようになさったとのこと。
その「おくどさん」を見せていただく絶好の機会でした。
ところで「おくどさん」ってご存知ですか?
私は、「おくどさん」と認識していなかったのですが
田舎のおばあちゃんの家の景色のなかに、ソレは確かに在りました。
土間のある台所にあるもの。
トトロの映画とか・・・昭和初期の原風景かもしれません。
うっかりしてまして・・・写真を取り忘れてしまいましたが、
この写真が一番似ているかな。
「おくどさん」って若い世代には馴染みがないでしょうが、
田舎の古い家屋では持て余している存在かもしれません。
廃屋になった家では埃がかぶっていることでしょう。
現実の毎日では、ガスや電気が便利ですから、今の時代に日常的に
使いこなしている人は、ポリシーを強く持っている人なのでしょう。
でも・・・敢えてそこに手を加え、使いやすく改良し再び火をくべる。
ご主人は、その「おくどさん」を土間ではなく庭に置きました。
DIYにて、屋根付きのおくどさんスペースを創り、ミニキッチンのよう。
可動式の(まるで屋台のような)カウンターまで手作りです。
昭和の「おくどさん」が令和の「オクドサン」にバージョンアップです。
友人から聞いていたものの、想像以上の素晴らしい「おくどさん」。
夕刻からの「火」を見つめながらの食事は何とも贅沢。
キャンプは何回か経験していますが、また違った奥深い風情があります。
「火力」を有効につかったお料理は何より美味しい(^^)/
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素晴らしい時間・・・
同時に、これから迎えつつある「風の時代」らしい楽しみ方と感じました。
「地の時代」から「風の時代」へ。
「地の時代」の楽しみ方は、「価値の一般化」「効率化」がキーワードでした。
皆が海外旅行へいくから自分もいってみよう。朝活が流行ればのってみよう。
お正月やお盆の帰省ラッシュとか・・・流行という市場に乗っかかりやすいマイ
ンドです。
そして効率化も重視されていました。
電化製品、新幹線など時短と便利さが注目される。
これからの「風の時代」の楽しみ方は、それらが全否定されるという訳ではあ
りません。ただ、其処に個人の価値観、優先順位、楽しみ方に多様性が加えら
れるのです。
つまり、自分が楽しめることが選択基準であり、流行が創りづらい時代なのかもしれません。どんな流行でも自分の心の琴線にふれなければ選択しないとい
うように。個々の多様性が優先される。
「おくどさん」に「楽しみのタネ」を見つけ、自分の時間を惜しみなくかけていく。
この時期、主要な星達が山羊座ラストスパートに集まっています。
山羊座は、「アンティーク、歴史のあるもの、堅実なもの」を意図します。
「おくどさん」という地の時代の産物を、風の時代の「心を豊かにするもの」に変えていく。「風の時代」らしい楽しみ方といえるかもしれません。
そして風の時代では、「価値観」や「楽しみのタネ」を共有するもの同志が繋
がっていく。横の繋がりが広がっていくイメージです。
宇宙の追い風は「風の時代」らしい何かに、確かに吹いているようです。
今日も読んで下さってありがとうございます。 それでは、また!