星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

魂のラッセル

   

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こんにちは、晏藤滉子です。

 

今日は最近気づいたことなど独り言的に。

 

以前とあるワークショップで聞いたテーマです。

それを聞いた時妙に納得でして・・・共有させてくださいね(^-^)

 

それは「魂のラッセル」という考え方。

 

これは、人は其々の人生を生きている訳で、

時代の先端をキレキレで生きている人もいれば、昼行燈のように縁側でお茶を

飲んでいるのが当たり前の人もいるのです。

 

じゃ、「キレキレで生きている人」と「昼行燈の人」は、今世において優劣が

あるのかということです。何となく思いますよね。キレキレで成果を上げてい

る人は輝いていてまぶしいくらい。昼行燈の人は「人生お休み中」の看板を掲

げているようにさえ見えるものです。

 

でもね・・・私が納得した「魂のラッセル」はこういうお話です。

 

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雪山を登山する時、一列になって進みます。

八甲田山の映画とかイメージしてくださいね)

 

最前列の隊員は必死に雪をかき分けながら前に進みます。

雪は命を脅かすくらいの難敵で、体力はどんどん消耗し疲れ果てるのです。

 

でも前に進まなくては、目的ににはたどり着けない。

 

疲れ果てた隊員は、2番手にバトンタッチ。自ら最後列に廻ります。

その2番手が先陣をきる間、元1番手の疲れ切った隊員は最後尾で体力を充電

していく。

 

それを目的地に着くまで順番に繰り返していくのです。

 

そうすることで、絶え間なく前進することができ、全員がゴールにたどり着く

ことができる。

 

それが「魂のラッセル」という見えない世界の仕組みという話です。

 

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そう考えると妙に納得するのです。

 

全員が我先にと雪山で一斉に進み始めたら、ものの数分で一気に行き倒れてし

まうでしょう。

 

順番に皆、体力気力を使い切り、最終的に全員ゴールを目指していく。

それは、キレキレのリーダーは今世での「雪山先陣隊員」です。

そして、昼行燈の人は前世のおいて雪山で先頭に立っていた人物。力尽きて今

世では最後尾に廻って充電中ということだ。

 

(前世の話は、信じる信じないが出てくるので、感覚的に受け止めてくださいね)

 

そういう考え方をすると、今世でのキレキレリーダーも頑張っているし、

昼行燈の人は前世では偉業を成し遂げた人なのかもしれない。

 

今は羽を休めているだけ・・・そう考えると人間の価値は大差ないのかもしれな

いと思ってしまうのです。

 

「魂のラッセル」での共同作業。

今世では其々の役割はある訳ですが優劣を簡単につけるものではない。

 

其々の役割を全うするのみです。

 

この話を聞くまでは、生き方や成果で優劣をつけるのは「選民主義」みたいで

シックリこなかったのです。今よく言われている二極化だってそれに近いイ

メージがわいてくるものです。

 

でも、全体が一つのゴールに向かって順番に前に進んでいる過程に居るだけ。

 

私は「魂のラッセル」によって、色んな人に対して愛おしさを感じてしまうの

です。(もちろんそう思えない人もいる訳ですが)

 

少なくとも聞いた時点で納得したという事は、私の中では「真理」なのでしょ

う。足りないものを数えるよりも、今の自分を活かして「ラッセル」に参加し

ていくことが、ある意味「使命」なのかもしれない。そう考えた次第です。

 

 

  

今日も読んで下さってありがとうございます。  ご参考までに♪