こんにちは、晏藤滉子です。
最近、友人が激しく凹んでいました。
彼女はとても理論派で「原因」を突き詰めようとするタイプ。
心理学やスピ系にも関心があるので、外側というよりも
自分の何が原因でそうさせたのか。心の内側を掘り続けます。
子供の頃の親との関係?
兄弟との関係?
深く過去へと「思考の手」を巡らしていきます。
確かに、原因は過去の「何か」であることでしょう。
そこに「思考の手」を伸ばす事で明るみになることもあると思います。
でも、多くの場合それは掴めそうで掴めない。
結局、「過去の間違い探し」で終わってしまったというケースを見かけます。
今回は、「過去の原因探し」で悶々としてしまう貴方へシェアいたしましょう。
「思考の手」は何もつかめない(ことが多い)
心理学とか自己啓発、スピリチャルなど、「自分に全ての責任がある」が根本にあります。
これは個人的に同意します。
でも、頭で分かっていても、心がカオスになることは日常的によくあること。
人間ですから('◇')ゞ 意味もなくイライラしたり不安になったり頭で理解
できないこと山ほどあります。
でも、原因は私の過去にある筈と、「頭の中」から探査機を飛ばしても
見つからないことが実は多いのです。
「それらしきもの」は見つかるかもしれない。
でも、それが原因だと言い切ることなんて出来ない。
「頭」で考える事はとても視野が狭いから仕方のない事かもしれません。
自分に原因があるはず・・・でも見つからない。
それは仕方のない事です。全てを顕在意識(思考の手)に任せるにはオーバーワークです。
頭でっかちタイプは考えない事で光がみえる
そのポイントで迷路にはまりがちなのは、真面目に考えすぎてしまうタイプ。
つまり「頭でっかちタイプ」です。 つい理屈で考えてしまうし、弱音を出さ
ず自己処理しようとする。「~すべき」に囚われがちかもしれません。私自身
もそのタイプでした。
心理学を始めた当初、ワークなどで的確に問題を掴めているのかどうか確信で
きない。相当手こずったものでした。
ただ、それを手放せたキッカケはシンプルなこと。
「私は何にも分かっちゃいない」とある意味開き直ることでした。
「頭でっかちタイプ」は考える人。思考の手で原因も解決策も全て掴もうとする。自分自身の力で確信を得たい、知りたい、納得したい。
だから、「過去の原因」のように掴みどころのないことでは、
繰り返すパターンを探ることは得意でも、その根っこにある原体験は見つかり
にくい。というか誰でも見つかりにくいものです。(自力ではね)
その中で「頭でっかちタイプ」は見つけられない事に悩み、自分責めしてしま
う傾向があるだけです。そこを問題視して自ら凹んでしまう。
だから「私は何にも分かっちゃいない」と理屈や原因を一気に手放し
参りましたと降参すること。これは顕在意識から潜在意識への降参宣言です。
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私自身、考えても自分ではしようがない事、思考の声が悲鳴を上げる時、
「どうせ私は何にも分かっちゃいない。それが何?」と逆ギレ気味に(自分
に)宣言する事が多くなりました。
自分自身の思考を強制終了する宣言は、少なくとも迷路から脱出する手だての
ようです。
貴方が「思考の沼」にハマりがちなタイプだったら、
強制終了の魔法の呪文「私は何にも分かっちゃいない」オススメします。
今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)/