こんにちは、晏藤滉子です。
最近の自粛生活。
私も意識しているからなのか、やたら「欲」というキーワードが
上がってきます。
確かに自粛=禁欲ですものね。
私自身もある意味、欲求不満のようですが('◇')ゞ
今回は、「欲」をテーマにシェアいたしましょう。
欲は悪なのか?
欲張り、欲深い、強欲・・・
「欲」って悪いものとして捉えられることが多いもの。
日本人は特にそんな意識がDNAに組み込まれているのかも。
昔ばなしでも、善良な村人とヒール役の強欲村人が登場しますよね。
陰と陽の対比で比べ易いということでしょうが・・・
「欲」ってそんなに悪者なんでしょうか?と感じてしまいます。
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最近の自粛生活では特に「欲」がキーワードになってきます。
自分勝手な行動、買占めでお店に殺到する、規律を守らないなど
度々耳にしますが、それら暴挙は「欲」からくるものとみなされています。
でも、「欲」からみたら“濡れ衣”のよう。
同じ現実に対してAという反応をするか、Bという反応をするか
それは当人が今までの人生で培ってきた思い込み=概念のせい。
概念が主犯なのですから。
自分一人だけなら大丈夫。買い占めなければ奪われる。
規律は守るものではない。という思い込みからくる行動。
「欲」は濡れ衣を被っているのです。
それに、「欲」は害のあるものでもなく、
本当の意味で、行動に繋がるモチベーションにもなるのです。
欲張りになっても良い
今回の自粛生活において、世界中の人が「自分の欲」と向き合っています。
生きたい
自由に動きたい
人と繋がりたい
生活を楽しみたい
抑え込まれた「欲」のエネルギーは、昇華されないと別のはけ口を
必要とします。爆発しないためのガス抜きのように。
食欲だったり、苛立ったり、神経が過敏になったり、暴力だったり・・・
拗ねてイジケて厄介な存在になりがちです。
今まで、「欲ばり」は良くないと刷り込まれた人にとって
「欲」をあからさまに表現することは苦手かもしれません。
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「欲」は沸き起こるものであり、願望や目標に向かうための
モチベーション。人を動かすパワーがあるのです。
そういう意味では、無欲の目標なんて単なる“スローガン”のようなもの。
だから、欲張りになっても良いのです。
何かを得るために何かを捨てることも、絶対ではない。
両方手に入れれば良いのです。
例え、手に入れるタイミングがずれたとしても、「欲しい!」と心から
求めたのなら“欲張り”になることをオススメします。
そもそも人間は欲張りな生き物ですから。
その為なら考え、行動し、努力も惜しまない。
人はよく選択肢の中から「選ばなくてはならない」と考えがちです。
子供の頃から常に選ぶことをしてきたから。
何かを選んで、何かを捨てる心の痛み。
それは子供ながらに心の痛みを感じてきた経験は多かれ少なかれ
あったのではないでしょうか。
今の自粛生活も、安全を選んで欲を抑え込む毎日。
欲を抑え込むことは、長期間になるほど心は委縮していきます。
だからこそ、今できることは自分の欲の声を拾い上げること。
自分の大切なもの。大好きなもの。ときめくもの。
笑っていられるもの。エネルギーが湧いてくるもの
それがどんなもの(人)なのか、自分の内面に問いかけてみて下さい。
丁寧に拾い上げ、目の前にそれらを広げた時、
「貴方を自然に輝かせる何か」の正体が見えてくると思うのです。
欲の声をいかして、これからの自分の道を探るには
この自粛生活は良い機会なのかもしれません。
今日も読んで下さってありがとうございます。ご参考までに(^^)/