星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

「思考の声」発表会

 

こんにちは、晏藤滉子です。

 

早速ですが、今日のシェアは「頭の中の声」について。

 

「頭の中の声」については以前もシェアいたしました。

 

yasura7165.hatenablog.com

 

「頭の中の声」を外に出す場合の傾向と対策も加え

シェアいたします。



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仕事の時に失敗して叱責された

人間関係で理不尽な事を言われた

 

普段の生活ではよくある事です。

 

そういう時って、頭の中が騒がしくなりませんか?

 

そのような場面に出くわしたら、

意識してその騒々しさに耳を傾けてみて下さい。

 

その騒々しさって、

「私はそんなつもりではないのに」

「私がやった訳ではないのに。どうして?」

「そんな失礼な言い方辞めてくれる?」等々

 

つまり、「私の正当性」を頭の中で主張しているのです。

結構な大音量だし次第に暴言の毒は濃くなるわけですが。

 

でも、それは殆どの場合相手に伝える事はないのです。

ひたすら頭の中での「一人芝居」に悶々とするのです。

 

数時間から数日で鎮火する「頭の中の声」

 

これは、あまりにも自分のリアルな主張に聞こえるので

「自分の声」と錯覚しがちです。

 

あまりにも暴言を脳内で繰り広げると、「私って酷い人間かも」

と思ってしまう時もあるかもしれません。

 

でもね、頭の中の声は大抵の場合「思考の声」。

つまり、自分の尊厳を侵害されたと感じた時の自動音声。

 

だから、貴方自身の本音の声とは別物です。

 

貴方の人格が反映されている物でもないし、

ただの「思考の自動音声」

 

でも、自分の声と錯覚すると厄介な事になりがちです。

例えば、同僚に愚痴を聞いてもらう。

占いで観てもらう。カウンセリングを受ける。

 

その時、同じような事が起こる事に気づきました。

それは、自分の正当性を訴える行為。

 

細かく状況説明し、自分がどうしてこのような行動をとったのか

「思考の声」を実際外に出してしまう。人によっては状況説明で時間が

過ぎてしまう事もあり。

 

私が見る限りでは、左脳的でプライドの高い方にその特徴を感じます。

頭の中では「本音の感情<思考の自己主張」の力関係。

 

仕事帰りの愚痴や悪態。友人に悩みを聞いてもらう時。

状況説明と正当性の主張が軸になってきたら

「思考の声」の可能性大かもしれませんね。

 

聞いてあげるのも良いけれど、対面した相手から「思考の声」を

聞き続けるのは相当気力が消耗するものです。エネルギーを奪われる

ようなものだから。

 

聞き役になった時、家に帰ってどっと疲れる時はありませんか?

 

だから、そのような「思考の声の発表会」では、

自分自身を守る為にも質問する事をお勧めします。

 

「それで、どう感じてるの?」

 

哀しかった。怒れた。妬ましかった、など感情を引き出して上げることです。



本音の感情に力を与え、「本音の感情の発表会」にシフトチェンジを

促してあげて下さい。

 

貴方が聞いてあげるべきものは、相手の本音の感情なのです。

 

そうであれば、貴方のエネルギーも守られるのです。

同時に相手のエネルギーも消耗しない。

 

優しい人はつい相談事や、愚痴に巻き込まれがちです。

それは結構リスクの多いもの。

 

状況説明や正当性の愚痴大会は生産性がなく、時間を費やしても

ムダということが殆どです。

 

だからこそ身を守るちょっとしたコツは必要かもしれませんね。

 

今日も読んで下さってありがとう♪ ご参考までに(^^)/