星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

魚座新月によせて

          

 

2月20日16時6分、魚座にて新月を迎えました。

 

魚座は12星座においてラストランナーを務めます。

12星座というストーリーを終わらせ、次のサイクルへ誘う役割を担うラストランナー。目に見えないものを信じることや情緒や想いなど・・・人間の内面という奥深いテーマと関わります。繊細で柔らかい雰囲気でありながらも、ブレない芯の強さを密かに抱いている。魚座は不思議な印象を感じさせる星座です。

 

新月のリーディングは次新月までの約一ヶ月間を支配します。

 

魚座新月によせて

 

様々な情報や人々が貴方の中を通り過ぎる時期です。

今のこの時期出会いと別れにはつきものですが、心は何かと揺らぎやすいことでしょう。

 

流入してくるものに対して、自分の世界に引き留めて置きたいもの素通りさせてしまいたいもの・・・それは様々でしょうが、玉石混交の中でその振り分けをすることは骨が折れることです。

 

ただこの時期において貴方は何らかの「隠し玉」を持っている、もしくは見つけるのかもしれません。新しい発見やアイデアなど自分にとって魅力的でキラッと輝いているもの。もしくは目に見えない気づきや確信なのかもしれません。現段階では、まだまだ未知数と感じているのでしょう。これに深入りするのかどうするのか考えあぐねているような状況下、様子見しているようなイメージです。恐らくそれは人によってもたらされた隠し玉。この時期貴方はそれを磨き上げることに没頭するのかもしれません。それは決して無駄な時間ではありません。きっとそのことを一番理解しているのは貴方自身の筈ですから。

 

この時期は自分の世界の範疇だけではなく海外やネットからの情報にも反応せざるを得ないことでしょう。その中には今まで自分が想像もしなかったような斬新なアイデアや、振り切った思想など・・・一見魅力的な情報(人物)かもしれません。ただこの時期ダミーの情報に呑み込まれないように。偏見や偏った思い込みに惑わされることなくフラットに見分する姿勢が問われることでしょう。自分は何を信じ、どのように決断を下すのか・・・優柔不断では前に進めないということです。

 

またこの時期において家族や血縁関係に対して心をくだいたり、時間を費やす人も多いかもしれません。損得では割り切れない、自らが動かざるを得ないような状況も起こり得る。それは好むと好まざるに関わらず奉仕に近いものかもしれません。他人と言い切れない近い存在とがっちり向き合う・・・これは自分が納得するまでやり切る姿勢が重要、中途半端や日和見的な姿勢ではどうにも収まらないような星の配置です。

 

自分は何を信じ未来に繋がるのか・・・

魚座新月は新しくなることを許す新月です。

 

                         以上です。