星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

射手座新月によせて

       

 

11月24日7時57分、射手座にて新月を迎えます。

 

新月とはこれから一ヶ月間の種まきの意図を持ちます。

 

今回の射手座新月冬至(12月22日)を視野に入れての準備段階と言えます。この新月の星の配置は間近一ヶ月間を支配するだけではなく、来春からの一年にも影響を与えることでしょう。つまり惰性で時を過ごしたり、矛盾を抱えながら見ないフリをしてみたり・・・自分を誤魔化すようなことは避けるべき時期といえます。

 

これから年末にかけて「自分のこれから」を具体的に思い描こうとするかもしれません。実際そのことに向けてコツコツ努力を重ねてきた人も多いのではないでしょうか。

ただこの時期では、とても揺らぎやすく安定しない。自分の方向性に疑問をもったり焦ったり、カオスな状況になり易い傾向がみられます。その結果メンタルが不安定になるかもしれませんが、これは全体的な傾向であること。必要以上に自分や周囲を責める必要はありません。

 

どんなに揺らいだとしても、自らの意識の状態は無視しないように。そのような時だからこそ、丁寧に真摯に自らのマインドと向き合うことがとても大切になってきます。これは一時の応急処置ではなく、ある意味来年どころか12年間の方向性を探ることでもあります。というのは12月20日木星牡羊座に入り、もう魚座へ戻ることはありません。つまり12年間のテーマが本格的に稼働し始めるということです。そのテーマとは個人においては人それぞれですが、社会においても新しいサイクルが始まるということです。

 

この一ヶ月はそのスタートの為、マインドの棚卸の意図をもちます。

一旦動きがストップしたかのように感じるかもしれませんが、ここを丁寧に過ごすことでハッキリ見えてくることはあるはずです。

 

特に他者と自分の関係性・・・それは感情的な繋がりではなく、同じ方向性を持つ人達との出会いも考えられます。自らの内面と向き合うことは一見孤独な作業と捉えがちですが、自分の資質や方向性を把握したうえで集団のパワーに身を投じ、大きな力と同化する流れもあり得ます。今までの組織や集団とは違う関係性。今はまだイメージは曖昧でボンヤリしていても・・・次第にハッキリ見えてくることでしょう。

 

今は目を凝らし注意深く・・・あらゆる変容に目を慣らして順応していく時期なのかもしれません。

 

                 

 

                          以上です。