星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

射手座新月に寄せて

 

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12月15日1時16分、射手座にて新月を迎えます。

 

射手座は、これまでの概念を突き抜けていく世界観。

何かを目指す者にとっては追い風のエネルギーを吹かします。

 

今年最後の新月・・・このリーディングは次の新月までの約一ヶ月間を支配します。ただ、この時期の新月は次のステージに私達をいざなう大切なタイミングのようです。

 

射手座新月に寄せて

 

相反する二つのものをバランスよく使うことが、

人生の螺旋階段を上昇していくキーワードとなる。

 

相反するものとは、潜在意識と顕在意識、感情と理性、合体と分離、インプットとアウトプットなど。どちらか一方に偏るのではなく、臨機応変にバランスを取りながら、人生の螺旋階段を着実に上がっていくことを意味します。

 

過去には出来なかった物事が、経験と学びで次に遭遇する場合には可能になっている。人生の螺旋階段とは、成長することによって、不可能を可能にする「例え」として使われています。

 

個々の成長意欲が充たされるイメージ。しっかりとした知的ベースを持ちながら更なる進化を目指していく時期といえるでしょう。

 

奇跡や神風を期待するのではなく、今までの学びや経験など、地道にコツコツしてきたことが成果として形になる。

 

今まで何らかの目標を持っていた人、準備をしていた人にとって朗報は期待できるかもしれません。そしてその糸口は「人」であるようです。

 

この時期、「他者」の力が貴方を支えます。

仲間かもしれない、援助者かもしれない。

 

自分の願望が叶うキッカケが外からやってくる。

今まで独りぼっちで暗中模索していた人も、明るい道が開けるような・・・。

自分の世界と、外の世界が共鳴するようなイメージです。



ただ、追い風も吹く一方、自分の思いを他者と共有したい気持ちが空回りし、

なかなかスムーズに伝わらないという葛藤もあり得ます。

 

また、今まで自分の資質として当たり前だったものと、決別するか否かと迷う人も多いかもしれません。慣れ親しんだ環境や、自分を守ってくれた人、情が入りこみ葛藤という鎖で縛られるような感覚になるかもしれません。

その見極めに葛藤や不安を感じるのは当然です。

 

ただ、次のステージに向かうためには、苦しくても辛くても手放す勇気が必要な場合があるものです。

 

そして今のこの時期において、その決断をする事は最適な星の配置です。

熟慮する価値は大いにあると思うのです。



                           以上です。