6月21日12時32分、2021年の夏至を迎えます。
昼の長さが一番長い日です。
占星術的に夏至とは、現行の太陽が蟹座に入宮する瞬間です。一年の流れでいえば陽が極まって陰に転じるタイミング。とてもエネルギーの強い時です。
8月ライオンズゲートも視野に入る夏至図は、今年の夏の「自分指針」といえるでしょう。
夏至に寄せて
「自分の骨太な夢を創造する時です」
今まで、自分の内面と向き合ってきた人も多いことでしょう。
「自分には何が出来るのか」
「どうしたら上手くいくんだろう」・・・
確かな手応えや閃きを感じた人もいれば、「もうわかんない!」と途方にくれた人もいるかもしれません。どちらにしても、内側に潜り自分の未来を模索してきたことでしょう。
「夏至」の星図からは、「自分の夢」にしつこいくらい食い下がるような人に追い風が吹くと示しています。自分の夢が確かな人もそうでない人も、この夏にはフォーカスのピントが合うようになる。いえ、ピントを自ら絞るようなイメージです。
ボンヤリしていた、自分の未来。
この夏には、他者と積極的に関わり、話を聞き、紡ぎ出された言葉の中から多くのヒントを得ていく。そしてそれを咀嚼しアレンジし、自分にとっても意外な可能性を創り出そうとするようです。ただ教えてもらうがまま実践ではなく、あくまでも自分のオリジナリティとして打ち出すために。
特に、同じ志や目標、共通の背景(文化や土地)があるもの同士、自然と繋がる機会にも恵まれる。これは助け合いをするというよりも、独立した者同士が運命共同体になるような不思議な出会いもあるかもしれません。
自分の夢を創造することに追い風が吹いていく。
夢を見るだけなら今までも随分してきたことでしょう。
そのような夢見は案外と脆くて儚い部分もあるものです。その時の感情の波や、毎日の生活の中で段々と輪郭が曖昧になってしまうものだから・・・・
でもこの時期の貴方は、敢えて行動に移していくようです。
人に会って話を聞く、洗練されていない状態でも先ずアウトプットしてみる。放って置いたら曖昧になってしまう「夢」を、行動することによって「骨太な夢」に自らの手で創造していく人も多いと思うのです。
全て上手く行かない事もある筈です。
でもその幾多のチャレンジの中には必ず夢に繋がる原石があるようです。ぎこちなく始めたことでも段々と夢中になっていくことがあったのなら、手を緩めないように。大切に育むことを忘れないように・・・。
一方、夢中になるとか拘るといった状態に、貴方の視野が狭くなってしまうことは歪めません。その為のお金の使い方は自己責任の上で注意が必要です。
だからといってマイルールに縛られていたら、今まで通りの未来になってしまう・・・そんなジレンマや不安を感じるかもしれません。
この夏は、そんな感情に上手く乗る為にも、夢に繋げる行動が大切なキーワード。夢を骨太に育て上げることに集中する良いタイミングといえるようです。
以上です。