星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

2020年 夏至図に寄せて

  

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21日の新月・部分日食・夏至という濃い一日。

いかがお過ごしでしたか?

 

私自身は眠くて眠くて・・・静かに過ごしていました。

 

新月に寄せて」でもシェアしましたが、

新月は約一か月間(次の新月まで)

夏至は約3か月間(秋分の日まで)支配していきます。

同じ日といえど、各々の時間が違うので星図から見える風景は違うものです。

 

占星術的に、夏至というのは現行の太陽が蟹座に入った瞬間です。

春分から始まった一年の営みは夏至秋分冬至へと進んでいきます。

 

夏至の意味合いは、春分に蒔いた種を「如何に大地に根付かせるのか。拡大させるのか」。ある意味春分で掲げたテーマとガッチリ向かい合う時期です。

 

それでは、夏至のリーディングをシェアいたしましょう。

 

2020年 夏至図に寄せて

 

「本当は何を望んでいるのか。自分の声に気づく」

夏至図からのメッセージです。

 

全体的なテーマでは、「新旧のバランスをとって、冷静に取捨選択すること」

古い経験に執着するよりも新しい体験や様式を取り入れて「新しい生活」を創

ること。 そんな3か月間ともいえそうです。

 

新旧が混交する時、情報過多となりがちです。その中で「自分にとって何が必要なのか」自分自身に問いかける時期です。



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この時期、多くの人は「本当の自分の望み」に気づくことでしょう。

社会に何を求めているのか、家族や友人など他者に何を求めているのか。

 

それらは「感情」と共に上がってくるものです。

 

怒り、悲しさ、寂しさなど「負の感情」は「本当に望んでいること」を教えて

くれるものです。それは、今まで押さえつけられていた「想い」。

無きモノとされていた「想い」「望み」が噴出するのです。

 

個人の人間関係ならば、関係性の見直しや別離が

社会に対しての望みならば、社会的なムーブメントが。

 

ビジネスも含むパートナーとの関係性の仕切り直しも多く見られることでしょう。それは親密な関係性では相手を通して「自分の真の声」に気づくことが多いから。

 

親密な関係性ほど注意が必要な時期ですが、双方の「本当の望み」を話し合う

事が大切なことかもしれません。

 

他者と本音で話し合う時、善悪が基準になると意識は縮小します。

反対に相手によって自分の思い込みをリセットしようとするのなら

意識は拡大するものです。

 

感情が浮足立った時こそ、「自分の思い込みを確認するチャンス」と捉えるの

冷静さを取り戻す良い方法かもしれません。



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社会的な面では、ネットを通しての人間関係がより充実する傾向に。

人々を結びつける、仲間と共に創造するためにネットを活用することでしょ

う。

 

また、今まで表に出なかった潜在的な能力、マニアックな知識、心を扱う職種

などが新しい企画力で世の中に広まることもあり得ます。

 

ネットを介して人間的な想いや感情を拡散する時期なのかもしれません。



                         以上です。