星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

乙女座新月に寄せて

 

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9月17日19時59分、乙女座にて新月を迎えます。

 

新月というのは現行の太陽と月が重なるタイミング。

目的・意志(太陽)と、感情・生活(月)が重なる意味合いから、

「願望達成」には最適な日とも云えます。

 

願望は人それぞれ。どんな「新月の願い」もOKです。

ただ、乙女座の性質から、「仕事、効率、計画性、整理整頓、マネジメント、世話、心配事、冷静、完璧主義、サービス、健康、ダイエット、身体の部位では大腸 など」のテーマが得意分野でもあります。

 

また、新月星図は次の新月前日(10月16日)までの一ヶ月間を支配します。この時期において、どんな追い風がふくのか垣間見ることができるのです。



乙女座新月に寄せて

 

プレッシャーとモチベーションのはざ間にいるようなタイミングです。

 

向上心に火がつき動き始めたいと望む人も多い事でしょう。

この時期、貴方の心の導線に着火するのは、見慣れた物事ではなく

独創的で斬新で風変りなもの。 「風変り=変」というとマイナーな印象かもしれませんが、このテイストはこれからの主流になるような予感を感じさせます。

 

歴史的な社会の転換期では、既存の概念に囚われない物事が台頭し、最初は「変な風潮」で片付けられがちです。でも、後の世の中では、それはスタンダードになっているものです。

 

ただこの一か月間でそれが姿を表すわけではありません。

各々の行動や意識の統合がムーブメントとなり、大きな流れを生み出すもの。

その「各自の小さな一歩」「新しいものに目をつける」・・・大きな流れの前段階として、小さな各々の流れが動き出すタイミング。それがこの一ヶ月なのかもしれません。



今年に入り、「内側との対話」をしてきた方も多いことでしょう。

今までの生き方や、働き方を変えざるを得ない方も居るはずで、「これからどうなるのか」と自問してきたはず。

 

ただ、この時期の変化への取っ掛かりは「身の丈に合ったような願望」ではなく「斜め上を見るような願望」を見出していくようなイメージです。

 

今の能力で掴めるような望みではなく、

努力すれば掴めるかも、いや掴みたい!と向上心に火を着けるような「何か」との出会いがあるのかもしれません。

 

それは、これから習得していくものかもしれないし、誰かに学ぶことも必要かもしれないやや手ごわい「願望」。そこに魅かれるようです。



なかなか進捗しない場合、貴方は不安になり焦ることも考えられます。

先が見えない社会的な転換期では「正義」はなかなか見えるものではありません。

 

不安や焦りの流れに巻き込まれて、この時期の努力や学びをプレッシャーと感じるのか、もしくは原点となるモチベーションを維持していくのか・・・この時期の大事な分岐点のようです。

 

正義が見えない時、誰もが不安になり自分の道に対し疑心暗鬼になるのは当然です。ただ、そんな時は視野を小さくしてしまうより、五感を使って出来るだけ体感覚を重視してみてください。自然の中でリフレッシュする、呼吸を深くする、窓を開け風を感じる、季節の食べ物をいただく、お風呂にゆっくり入る・・・自分の体感覚を充たす事です。

 

そして、「そんな願望なんて見当たらない」と感じている方も不安になる必要はありません。物事との縁は、見つけようとして見つかるものではありませんから。

 

そこにエネルギーを注入するよりも、五感を充たす、目の前の事を丁寧に暮らす。自分の感情を周囲にちゃんと伝える(yes・no)など、本当の自分を探ることに集中してみて下さい。 縁は向こうからやってくるものです。

 

今のこの時期、ありきたりでないもの・・・今の貴方はそのテイストに強く惹かれるのかもしれません。この時期の出会いは、大切にする価値は充分あると思うのです。


                           

                                            以上です。