こんにちは、晏藤滉子です。
今日は、カウンセラーとかコーチングなど
心理職と云われる人はどんな人が多いのかをテーマに
シェアいたしますね。
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私が心理学と関わり始めた頃のことです。
現役心理職の参加者が多いトレーニングを受けていた時、
強く感じた事があります。
心理学を職業として、もしくは組織として運営してしている程
第一線で活躍している方たちは共通して、
メンタルが底辺に在る時の怖さを知っているということ。
同時に復活することの難しさ、大切さを身をもって知っているのです。
単なる「人が好き」「心理学に興味がある」なんかじゃない、
もっと言葉にできないほどの痛みを知っている。
でも、彼らは決してそれを表の顔には出しません。
もちろん、学びの場では
「興味があるから」「コミュニケーション能力を仕事に活かしたいから」
が切っ掛けの人も参加されます。
別にそれが問題があるわけではありません。
でも、向き合う相手に取り組む迫力は比べようもないのが事実です。
つまり、知識をインプットするだけではなく
情報を咀嚼し、自分の言葉にして向き合う相手に活かしてもらうこと。
そのようなコミットメントが強力なのです。
自分自身、メンタルが堕ちている時の苦しさを経験しているから
それを克服することが如何に難しいか。
同情など安易な気持ちで向き合う事は失礼だ。
それを痛切に感じているからこそ自分自身にコミットメントするのです。
この傾向は、年齢でも、職業でもなく「経験比」と思います。
クライアントと同じ経験をすることは不可能です。
でもそこにまつわる強い感情の痛みは理解できる。
その理解を同情ではなく、そこから這い上がるためのパワーに変換させることが
経験比の高い人にはできるのです。
あえて自身の経験を活かそうとするのです。
心理学の右も左も分からない頃、
そのような意識の師匠に出会えたことは幸運だったと感じています。
夢中で学んでいたあの頃が懐かしく思えます。
初心忘れるべからずですね(^-^)
今日のまとめとして。
- 心理職をしている人は、メンタルの調子を整える事が
如何に難しく大切か身をもって体験している人が多い。
- 自身の経験を活かそうとするコミットメント力が強い。
- 吸収した知識を自分の言葉に置き換えて、
クライアントにアウトプット(活用)できる人。
今日も読んで下さってありがとうございます。 それでは、また(^^)/