星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

現実逃避は「悪」なのか?

 

こんにちは、晏藤滉子です。

 

 

早速ですが、

貴方は「現実逃避」というとどんなイメージ浮かびますか?

 

 

逃避という言葉からは、

あまり良いイメージないかもしれませんね。

 

逃げる―焦る、追われる

避ける―憂鬱、孤独

 

今日は

「現実逃避とは必ずしも悪なのか?」

をテーマにシェアいたしましょう。

 

 

 現実逃避とは

 

 

現実逃避は、現実に求められたり、何かしなくてはならない物事から意図的に注意や意識をそらすための行為や心理状態。困難な状況から目をそむけ、不安から逃れようとする機制  (Wikipediaより)

 

 

 

私の考えでは「現実逃避」は大きく2つに分類出来ると考えています。

 

A;単に現実から逃げる。先送りをする「現実逃避」

 

☆習慣性・依存性のあるものに逃げる。

つまり、ギャンブル・アルコール・スマホ・ゲームなど。

 

それらに関わっている間は現実を忘れられるし、楽しい時も。

でも、習慣・依存レベルになると関わる時間がどんどん増えていくことに。

 

それは、逃げたかった「現実」にとって代わって

簡単には逃げられない「現状」を創っていくのです。

 

そして、心と体を蝕んでいく怖さがあります。

 

☆先送りをする

 

私も学生の頃からよくやっています。

「今日中にこれは仕上げておきたい」と決意したにも関わらず

つい他の事をして先送りしてしまう。

 

試験勉強前の、引き出しの掃除なんて経験した方多いのでは。

 

この先送りは、何気ない「現実逃避」だけに厄介だったりします。

 

なぜなら、「自己不信感」が真綿で首を絞めてくるようなものだから。

 

いつの間にか「どうせ私なんて」思考になりがちです。

 

 

B;現実からあえて脱出し、 新しい居場所を創造する「現実逃避」

 

現実の世界が貴方にとって「自分の尊厳が守られない場」の場合。

 

貴方は自分の心と体を「安心安全」な場まで助け出す必要があります。

これはある意味、必要な現実逃避ともいえます。

 

 

必要な現実逃避とは「新しい現実の創造」

 

職場、学校、家庭など・・・、

 

そこに自分の居場所がない

そこに自分の尊厳を守る術がない

 

そこが、現実の場であれば辛いものですよね。

 

毎日をそのように感じる方にとって

「現実逃避」はとても大切なことです。

 

趣味であったり、スポーツであったり、

とにかく喜びを感じられる時間をもつこと

そこに、自分の居場所を創ること。

 

 

自分の部屋を整えて、

心地よい時間を創ること。

 

 

自分を理解してくれる人間関係を

「今の世界の外」に創ること。

 

 

つまり「新しい現実の創造」をしていくのです。

 

 

初めは笑ってしまうほど小さなことからで大丈夫。

少しずつ「貴方の領土」を広げていくのです。

 

 

「貴方の領土」が大きくなるにつれ、

「今いる現実」の捉え方も変わってくるはずです。

 

 

「自分の尊厳が守られる優しい世界」が

「誰も信じられない冷たい世界」よりも

ずっと広い領土を持っていることに気づくから。

 

 

「領土」とは意識の例えです。

 

 

人間は負の感情に囚われている時は

意識の視野が狭く領土も小さい。

 

 

自己肯定感や喜びなどの感情が増えるにつれ、

意識の視野が広く領土も拡大していくのです。

 

 

今の現実が貴方に相応しくないと感じるのなら、

新しい貴方の意識の居場所、「心の拠り所」を創造してみる。

 

私は、そんな現実逃避は「悪」ではないと思っています。

 

そもそも「新しい現実の創造」なのですから。

 

 

 

今日も読んで下さってありがとう♪ ご参考までに(^^)/