こんにちは、晏藤滉子です。
本日で連続投稿1449回目のブログとなりました。
占星術師という仕事柄、多くの方のホロスコープを拝見する機会があります。勿論有名人や歴史上の人物など生年月日の情報さえあれば星図を作ることは可能です。今はネットで簡単に作れますしね(^^♪。 ただ物足りないのはその星図のご本人からのコメントをいただけないことかもしれません。
横道に逸れてしまいましたね・・・。
クライアントさんの星図を基に色んなお話を伺うと・・・気が付くことがあります。未来に向けて「こうしたい」「ああしたい」という話題になりがちですが、イマイチしっくりしない時がある。ご本人の星図をみても「本当にそれを望んでいらっしゃるのかな?」と疑問に思うことがあるのです。
お話をよくよく聞いてみると・・・違和感を伴う欲はその方の「親の欲」であったり「社会の欲」を、「自分の欲」として差し替えてしまっているみたい。ご本人も自覚がないようで・・・。「親の欲」ならば子供の頃から刷り込まれてきたのでしょう。また大人になって世間体や社会の風潮から「社会の欲」を植え付けられることもあり得ます。
星図を読むと「自分の欲」が具体的に浮かんでくるものです。
過去には住む地域や性別、家庭環境など生き方が固定されていた時代が確かに存在しました。それはある意味「親の欲」「社会の欲」が当たり前のように横行していた時代だったのでしょう。
男はこうあるべき、女はこう生きるべき・・・
でも今は男女関わらず多種多様な選択肢が広がっています。ある意味本人次第の時代です。時と共に人々の価値観や社会は変化するもの、でも「自分の欲」だけは生きている限り通用するものです。だから「自分の欲」をしっかり自覚することが何よりも大切になってくるものです。
「親の欲」「社会の欲」を自分の欲と思い込んでいる人は、正直努力が辛くなったり、ふと「自分は何をしたかったんだろう」と虚しくなったりする傾向にあるようです。昨日「中年の危機問題」を記事に上げましたが、30代後半から40代半ばに人生の矛盾が体感として襲ってくるものです。
よく「自分に素直に正直に」といわれますが、何よりも先ず「自分の欲」を直視することが大切だと思うのです。自分が本当にしたいこと・・・今が難しくても「自分の欲」ならばタイミングを待つことも出来るでしょう。その間に能力を磨くことだって準備することだって可能です。「自分の欲」だからこそ欲を大切に育むことが出来ると思うのです。
「自分の欲」をしまい込まず、風通しの良い所で眺めてみましょう。
きっと「欲」は貴方にどうして欲しいのか・・・教えてくれると思うのです。
今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)/
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