こんにちは、晏藤滉子です。
今日は11月後半になろうとしているのに、
冬なのに・・・暑い!
私が暑がりということもありますが、
この時期の夜に窓を開けて過ごすなどあり得ない(*_*;
季節商品を仕入れる業種の方は大変な思いをされていることでしょう。
さて今日は、向上心が空回りする時について、共有いたしましょう。
*****
向上心、野心は人間にとって大切な意識だと思います。
そうは言っても、周りに押し付けるのは個人的には好みませんが・・・
つまり、向上心の「もっと、もっと!」は人にとって、
バイオリズム的な波があるもの。その波は人によって違うものです。
だから、「もっと、もっと!」を押し付けられるのは「ウザい」ということに
なるもの。その点に関しては、人間関係の境界線は越えてはならないと思っています。
******
ただ、「もっと、もっと!」と自分の中で暴走し空回りする時があります。
思うような効果が表れない、周囲に先を越されるなど、つい他人と比べたりし
て焦ってしまう。
頑張る人、真面目な人は自分自身を攻撃の的にしてしまうことも。
そうなると、向上心は自分の首を絞めるもの。
野心はギラギラした醜い意識になってしまいます。
******
そもそも、向上心も野心も気持ちの良い感覚。「快感」に繋がるもの。
それを感じる時はときめくし、努力や行動は願望達成のスパイスになるもの。
でもある一線を越えると、焦って身動きとれない「毒」になるものです。
もしも、自分の脳内で「もっと、もっと!」と追い立てる声が聞こえたら要注
意。
それが、真剣ではなく深刻な声だったのなら、
尚更早目に意識を切り替えた方がラクになると思います。
・身体の筋肉を緩める
・「足ることを知る」を取り戻す
以上の2点がポイントです。
*******
「もっと、もっと」と自分を追い込む時、
大抵いろんな箇所が凝り固まっています。
もう、頭皮や肩、背中なんてカチカチになっています。
出来れば、ヨガとか整体とか馴染みの所があればそこに駆け込むのもオススメです。ヘアサロンのヘッドスパも効果的かもしれません。
自力でいくのなら、ストレッチやお風呂など。睡眠も大事です。
筋肉を意識的に緩めると、心と身体はリンクしているので、効果的なアプローチです。
********
「もっと、もっと!」と向上心が空回りする時、
「現状の不満」「欠乏感」に苛まれていることが殆どです。
このままじゃだめ。
自分は何もない。
自分で自分を責めたてる。だってそれが現実だから・・・と。
そんな時、「自分を虐めちゃダメ!」と正論をぶつけても余計焦るだけです。
無理ポジ(無理やりポジティブ)は、火に油を注いでしまい長引かせてしまう
から。
出来る事は、「足るを知る」ということ。
「もっと、もっと」と斜め上を見上げ続けているのなら、一気に足元に目を落
としましょう。
「足りていること」「進化していること」は少なからずある筈です。
大事なことは、それをノートとペンでちゃんと書き記すこと。
このワークは脳内だけでは、向上心の暴走エネルギーに掴まってしまうから。
セルフワークでは、ほぼ「書くこと」は必須です。
足りていることは、些細なことでもOK。
一ヶ月前、数年前、進化していると思い当たる事は思いつくままに。
ちゃんとひとり暮らししている
居心地の良い自分の部屋がある
料理が上手くなった
日常英会話なら話せるようになった
キーボードの文字入力が早くなった
上司に認められた
難しい事は考えず、「既にあるもの」「成長しているところ」に意識を向けて
いきます。
人は足元がしっかりしていたら、高くジャンプすることは可能です。
でも足元がぬかるんでいたり環境が悪かったら、歩くことすらできません。
だから、自分が今までに手に入れたものを数えてみる。
「足るを知る」=「持っているものに気づく」ことは、今までの自分を讃えること。
身体を緩めて、意識の土台を固めること
両方かみ合わせて「もっと、もっと!」から「もうちょっと行ってみようかな」に変化がみられたらもう大丈夫(^^♪ 暴走は無事止められたようなものです。
暴走が鎮まったら・・・
また自分のペースで向上心や野心と付き合えば良いのです。
だって私の人生ですから、主役は私です。
今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに♪