こんにちは、晏藤滉子です。
「現在の空」の星まわりについて
月とラスボス2dayの概要編です。
月とトランスサタニアン(天王星、海王星、冥王星 以下トラサタ)
この星の相関図は個人や社会に大きな影響を及ぼすことがあります。
トランスサタニアンとは、
簡単に言えば個人だけではなく社会にまで強く影響を及ぼすとされる星。
移動も牛歩のようにゆっくりじっくり。
個人に対しては一生に関わる影響力。
社会に対しては「世代の特徴」も表しています
個人を表す天体に対する影響力も大きくラスボス的な存在ですね。
登場されると逆らえない威圧感もっています。
それは人智を越えたレベルです。
月は星図のなかでは受け身。だから睨まれる。
「月」は星図の中で公転周期が最も早いものです。
公転周期とは、円を描いている星図を一周する期間のこと。
簡単に言うと「足の速さ」です。
月は28日で星図を一周します。
トラサタの冥王星では約248年と星ごとに大きな違いが。
足の速さとはいえ、占星術の法則の中では重要なポイントです。
何故ならば占星術では星の力関係がハッキリしているから。
地球からみて
ゆっくり動く星の力>足の速い星の力 といった関係性がみられます。
つまり、星図の中で特別な星の相関図が見られた時、
問答無用で「ゆっくり動く星:トラサタ」は「速い星:月」に対して絶対的な影響力を示すのです。
この法則は他の個人を表す星に関しても同じくです。
一学年上でも「先輩」というように、上下関係が一目瞭然です。
つまり「月」は足の速さが一番。という事は星図の中では常に「受け入れる側」。
向き合い方によっては「睨まれ役」となるのです。
月とラスボス2dayの傾向
「月とラスボスの相関図」は二日続きというパターンがあります。
始めに、月と冥王星の相関図が、翌日には月と天王星の相関図が出来上がります。
相関図というのは、「摩擦、葛藤、抑え込まれる」といった
月にとってはキツイ向き合い方です。
月はどの天体からも受容専門の星。
「個」「感情」を表すので大切な星なのに器としては小さいもの。
そこに、影響力の強い星のエネルギーを一身に浴びたら、
一瞬にしてキャパオーバーに。
冥王星との関係で感情の大きいふり幅で下地を作り
続く天王星との関係で、意識の枠を大きくこえるような「事件」が起こる。
但しあくまでもこれは現在の空の状況です。
必ずしも「事件」が起こる訳ではありません。
ただ、ラジオの周波数が合うようにピタッと合致した時、
社会で注目される事件が起こっているのも事実です。
これは偶然の産物ではありません。
個人の中に秘めたわだかまりとして、
または社会の問題として「火種」を持っている場合、
「着火」する可能性がそれだけ高くなるということです。
事件とまでいかなくても
理由もなく感情的になる、落ち込む、イライラする
衝動的になる、刺激を求めたくなる、自分を縛っていた枠を越えたくなる
など個人的な内面で感じる事は多いようです。
月は、個人の感情、感受性、日常生活、無意識の反応に関係します。
何の武器をもたない「丸腰の個人」が宇宙のラスボスと対峙したら・・・
ラスボスの出方次第で全てが決まってしまうような危うさがあるのです。