星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

水瓶座満月に寄せて

 

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8月22日21時02分、水瓶座にて満月を迎えます。

 

満月は「手放し」という意図があります。

すんなり手放せてスッキリすることもあれば、

握り締めていた手を開いたと思ったら、また閉じてしまう・・・手放すことへの葛藤がみられるものです。

 

葛藤とは、ある意味執着なのかもしれません。

自分自身がそれを手放す事の恩恵を一番分かっているくせに、手放せない。

矛盾に満ちた葛藤が満月の星図にも表れています。

 

この満月前の8月20日天王星が逆行を始めました。

 

2022年1月まで続く天王星の逆行。

そのことは、私達が「自分の在りかた」を取捨選択する時期ともいえるでしょう。

 

一旦、心を決めたのに迷っている

一旦、本当の自分らしく生きようとしたのに、つい守りに入ってしまった

一旦、ノビノビと自分を表現しようとしたのに、委縮して言葉を飲み込んでしまう。

 

今年2月頃、何らかの誓いを自ら立てたのに、葛藤の迷路に嵌ってしまった人も多いかもしれません。思い立ったものの動けないでいる。

「どうしたら良いのか分からない・・・」天王星はその状況にメスを入れていくようです。

 

『もう一回考えてごらん。貴方は何を欲しているの?』

再び、5ヶ月間ほどかけて、天王星は問いかけてくるのです。

貴方はその問いかけにどのように答えるのでしょうか。

 

今のこの時期、心身共にスッキリしない人も多いかもしれません。

楽しい、嬉しい、弾けるような人としての快楽は封印されるような星の配置です。

 

それよりも、自分の身体を労わる、安らいだ気持ちになることが大事なミッションになる。快楽は人と共有することも可能だけれど、自分を大切に癒す事は、自ら意識しなければ不可能です。自分のコンディションを整えることは人任せには出来ない事。心の余裕を育むことで可能性の域は大きく広がるものです。

 

水瓶座の満月は、本当の自分を目指す旅に向けて、出立することを促しているのかもしれません。

 

 

                          以上です。