星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

ハードアスペクトの2大巨頭・スクエア編

昨日のオポジションに続き、今日はスクエアについて。

 

スクエアはふたつの天体が90度の角度にあり、なじまない質(エレメント)の間で結びつくアスペクトです。

 

180度のオポジションは、その気になれば、補って統合できるパターンでした。

 

90度のスクエアは、何らかの実現のためにどちらかを捨てるという性質があります。

 

例えば、とある老舗のお店では

 

「これからの店の発展のために何か良いアイデアは?」

と問題提起が起こったとします。

 

社員Aは理想追求型。現状を分析し、新規開拓のための具体案を提案しました。

そこで、感情型の社員Bは「引き継がれている店の理念」「老舗としてのプライド」を訴えます。

 

お互い譲らず平行線をたどりますが、結局のところ、具体性があり、先見性もある社員Aの方針を採用します。

その後、お店は繁盛しましたが、拡大するにつれて「理念」「プライド」など社員Bが力説していた「精神論」や「店の品位を保つ事」が改めて見直されるようになっていきます。

 

結局、同じ問題(クオリティ)に対して違う意見(エレメント)をもつ2天体が90度を組む時、葛藤、変更、転換を伴ってどちらかが取捨選択されます。

けれど、その後手放されたものに対して、別の意味合いで「光」が当たり始める。

一時は、どちらかの手放しであっても、

結局はバージョンアップをしていく可能性があるよ

と示してくれるのがスクエア90度です。

 

ただ、一時でも不安や葛藤がおこりキツイ部分は確かにありますよね。

「災い転じて福となる」バージョンアップのアスペクトかもしれません。