星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

ジブンの前提に注目する

誰でも「ジブンが勝手に思いこんでいる考え=前提」というものがあります。

 

私の場合

「人に弱音を吐くのはいけないこと」

「いつもきちんと生活しないと後ろ指さされる人間になるんだ」

「いつも冷静に物事を把握しなくちゃいけない。感情的になったらダメ」

「私は一番大切にはされない人間なんだ」

などと・・相当かわいくない勝手な思い込み持っています。

 

大体は、記憶にない位の幼少の頃の経験からの刷り込みですが

その当時は「それが私を守ってくれた考え」でした。

 

でも大人になって私を取り巻くものが変わったとしても「前提」はそのまま

心の奥底潜在意識にしまわれ隙あらば表面に出て、それを見せ付けるような現実を展開します。

 

 

私の場合3年くらい前からドラゴンヘッド・テイルのラインに空の冥王星が強く影響を投げかけていました。

ドラゴンヘッド・テイルの意味するものは潜在意識レベルでの深い意識に関わるテーマです。

今の私にとってもういらなくなった「前提」を拾い上げ、今の自分に相応しい前提に変換していくということにトコトン向き合わされた3年間でした。

 

(正直いうと・・・必要な学びなのであっても楽しいものではありませんよね。キツイですもん)

 

けれど、意地悪をする星の動きは存在しないと考えています。

「今はチョットきついけど、ここを越えたら宇宙からのギフトがあるからね」とホロスコープが道先案内をしてくれていると捉えます。

 

「信頼できる人に弱みをみせたっていい」

「周囲に感情を素直に表現する」

「抜けたところがあったっていいじゃない」

「自分自身を大切にサポートしていくこと」・・・

時間かかりましたがリニューアルです。

 

 

私にとっての新しい前提(リニューアル版)を築いていくのが今月末までの大仕事です。冥王星の影響が抜け、木星蠍座に入る10月10日からどんな一年になるんでしょう。

宇宙からのギフトは結構想定外のところから表れるような予感がします。

ムーンリターンに寄せて

ムーンリターンとは

ホロスコープ上で生まれた時の月に現行の空の月が重なること。

その時間は半日にも満たないひと月に一回の短い時間。

 

月はその人の「素の自分」「潜在的な心の中」を表します。

月と月が重なる時「どんなことが起こる?何を感じる?」

 

そんな興味で2月頃からムーンリターンについて検証していました。

体調や湧いてくる感情など注意してメモメモ・・・。

 

この数ヶ月の体感では

ムーンリターンでは「ささやくような感情の動き」が確かにあるということ。

この「ささやく」というのが特徴的。そして眠くなる。

 

大きな出来事や感情があるという訳ではなく、どちらかというと「心の琴線」に振れるようなじんわり静かな喜びだったり、切なさだったり。

だから体験としてはとても地味です(^^ゞ

 

インパクトはないのですが・・・潜在的なコアからのサインだとしたら妙に納得です。

 

顕在意識の頭からのサインならば、きっとインパクトのある分かりやすい体感をもたらしてくれるでしょう。

けれど潜在意識からのサインはとても抽象的で繊細な「ささやき」のような感じなのではないかと思います。

 

今日の日付が変わる頃から明日の10時頃まで私のムーンリターンが巡ってきます。今月はどんな「ささやき」聞かせてくれるのかな?