星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

思い出したくない記憶が呼び覚まされる時

        

 

こんにちは、晏藤滉子です。

本日で連続投稿1421回目のブログとなりました。

 

4月に入りましたね。

一年を駆け抜ける速度が益々速くなっていると感じています。

 

今日は「思い出したくない記憶が再生される時について」共有いたしましょう。

 

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誰でも「思い出すだけでも嫌悪する記憶」を持っていると思います。

 

過去のトラウマ級の出来事や幼少時の記憶が自分と紐づけされる・・・

インナータトゥとして刻み込まれ、何度も記憶が呼び覚まされる。時や場所が変わっても「それに繋がるような出来事」を見聞きするだけでフラッシュバックしてしまう。

 

何年経っても、何十年経っても、一瞬でその渦中にダイブしてしまうものです。「もう自分はこの記憶に翻弄されない」と思っていても・・・そのような自信は脆いもの。自信を持っているだけに、一瞬で元に戻る自分に情けなくなってしまうこともあり得ます。

 

忘れたい記憶ほど、心に深く刻み込まれ消すことは出来ません。

ただ捉え方を変えることは出来ると思うのです。つまり付き合い方ですね。

 

「思い出したくない記憶」が呼び覚まされる時、何が起こっているのでしょうか。

 

その渦中の嫌な記憶や誰かの言葉を発端に・・・それに連動して、未来を勝手に妄想して身動き取れなくなってしまうものです。起こってもいないことを過去の記憶を基に「最悪の未来」を連想する。心の中の棘が抜けないような気持ち悪さに支配されることもあるかもしれません。

 

「私の意識や行動をストップさせる」・・・

それが過去の記憶がフラッシュバックする目的です。私達を麻痺させ動けなくさせようとしているだけ。私に大切なものを見せないためのまやかしです。

 

大切なもの・・・それは人生の大きな転換期。

重要な分岐点が目の前に存在している時、フラッシュバックといえる記憶が呼び覚まされる仕組みになっています。潜在領域は良くも悪くも保守的、変化よりも現状維持を求めようとします。それは‟生命を守る”という本能に近いもの。その転換期の選択によって人生が180度変わるとしたら・・・そりゃ本気で阻止しようと必死です。

 

そこで「身動きできなくなるような記憶」を刺客として送り込ませるという流れです。そこで自己不信感や無力感を煽って、不本意な未来を妄想させていく。ある意味壮大な洗脳です。

 

実は私自身もこの二日程、この罠に見事に引っかかり悶々としておりました"(-""-)"。仕事しててもお皿を洗っていても心ここに在らずの状態。このパターンは確かに繰り返しているけれどホント久しぶり。過去を検証してみるといずれも大きな転換期の直前にフラッシュバックは起こっていました。当時は荒れてやさぐれて大変だったけれどそれを乗り越え新しい世界に進んだ時確かに人生が180度変容したことは事実。ただ少なくとも幸福度が上がったことは確かです。

 

自分を拘束するような「思い出したくない記憶」が呼び覚まされる時、それはその先に大きな転換期が控えている証です。過去に翻弄されて委縮している暇はありません(したければそのままで)

 

過去の記憶は心に刻まれても、未来は自分で創造するものですから(^^)/

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます。 どうぞご参考までに。