星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

解決ではなく落としどころを探る

     



こんにちは、晏藤滉子です。

本日で連続投稿1402回目のブログとなりました(^^♪

 

問題や悩み事って誰でも抱えているものです。小さいことから大きなことまで・・・子供だって例外ではありません。不安になったり苛立ったり不快な感情が付きまとうので早く解決したくなるのは人の常かもしれません。学校でも仕事でも何かあったら解決策を模索します。これは教科書に出てくるような王道かもしれません。

 

でも、解決を目的にするあまり論点がズレていつの間にか別の問題にすり替わることもよくあることです。勝ち負けの体になったり、個人を糾弾することになったり、理不尽な我慢を押し付けられたり・・・バトル化してしまうものです。

 

問題を解決するのではなく落としどころを探るという方法があります。

 

‟落としどころ”とは解決よりも自分の意志を優先させること。

必ずしも解決が最終目標ではありません。

 

落としどころとは、自分と相手が双方納得できるような決着点を探すこと。自分の意志を表現するものです。妥協点と似ていますが、妥協点は初めから譲り合うことありき。自分の意志を何処まで譲れるかに掛かっている。落としどころは譲り合いではありません。

 

落としどころは理想論と捉えられるかもしれません。

でも問題に対する初動として、落としどころを設定することはとても賢明な方法だと思うのです。相手の逃げ道を全て封鎖する一方的な糾弾では相手は死に物狂いで反撃してくるでしょう。それでは問題解決ではなく、格闘になってしまいます。

 

そうは言っても落としどころを押さえることは、必ずしも両者円満とは限りません。問題になるべくしてなっている訳ですから、話し合いが決裂したり問題が一層大きくなることもあり得ます。それでも落としどころという自分の切り札は放棄しないこと。理不尽に甘んじることはありません。

 

その場から立ち去る・・・無言の行為、それも落としどころです。

自らの意志として落としどころを発令することがとても大切です。プライドと言えばそれに近いものかもしれません。

 

落としどころは、ある意味自分の尊厳を守るものだと思うのです。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます。  ご参考までに(^^)/