こんにちは、晏藤滉子です。
本日で連続投稿1353回目のブログとなりました。
今日は「夢中」について共有いたしましょう。
推しに夢中、仕事に夢中、恋人に夢中・・・夢中は人を動かす原動力となるものです。集中が‟点”ならば、夢中は‟世界観”であり際限なく拡がるものです。夢中の特徴は・・・忖度や不平不満が入り込まないこと、物理的な枠組みさえも取っ払う強さをもっています。
だから、それさえあれば幸せ他に何もいらない・・・夢中に入っている人は他人の目さえ気にしません。ある意味無双状態です。
願望達成においても夢中は一番重要なことだと思うのです。
巷で言われる願望達成法で挫折するポイントは夢中になれていないことが殆どです。つまり望む未来を定めたとしても、集中力は継続しない、途中で要らぬ思考が邪魔をする、他の楽しみに目移りする・・・散漫な状態になるからです。
ちょっと話はそれますが、夢中と勘違いしやすい執着という状態があります。見分けるポイントは苦しさを伴うか否か、執着は陥るほどに悪魔の囁きは声高になり身動き取れなくなるもの。対して夢中は歓びベースで行動に繋げることが当たり前、エゴが付け入る隙を与えないものです。
ただ・・・一度夢中から離脱したとき、元に戻ることは至難の業です。
自分の意志で「今から夢中になろう!」なんてコントロールはできません。ある意味衝動のように人智を超えた状況、潜在領域にある状態だから尚更です。
それじゃあ、自分にはどうすることも出来ないのか・・・ということになるでしょうが、一つ方法が存在します。
それは、今の夢中状態から潜在領域に繋がることです。
例えば仕事について願望を抱えていた時、
どうにもやる気が起きなかったり、夢中になれなかったり、散漫になっている時・・・そのテーマでいきなり夢中エリアに入ることは不可能です。でも、もしもそれ以外のテーマで無心になれるものがあるならば、先にそこに入り込むことです。仕事と全く関係ない趣味でも、料理でも大丈夫。今夢中になれる物事に素直に没頭すれば良いのです。目標に頑張っている真面目な人程「今は我慢しなくちゃ」と思うかもしれません、そんな遠回りできないと思うかもしれません。
でも人智を超えた夢中が「理想と関係ないソコ」で起きているのが現実ならば、今在る夢中を素直に認めることです。
潜在領域では、個人の優先順位や優劣などはスルーです。
そして夢中は世界観であり、閉鎖されているものではありません。だからこそ閃きや想定外のアイデア、人との縁などが夢中世界の中でちりばめられているものです。それは必ずしも頭で考えた「理想や願望」と程遠いものかもしれません。
でも夢中の世界にあるものは・・・必ず自分の人生において不可欠な要素のはず。何れ巡り巡って自分に還ってくるものでしょう。
夢中になれるもの、無心になれること・・・今は価値がないと感じてもダイヤの原石が普通に転がっている世界だと思うのです。
今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)/