こんにちは、晏藤滉子です。
本日で連続投稿1349回目のブログとなりました。
今日は「罪悪感」について。誰もが抱くお馴染の感情ですよね。
自らをつるし上げるような罪悪感もあれば、心に小さい棘が引っかかる違和感に近い罪悪感もある。決して心地よいものではありません。そして多くの罪悪感を誘う要因の根っ子には「人には知られたくない」という思いがあるようです。だからこそ人知れず囚われがち、エンドレスで自分を責め続けることになってしまう。
罪悪感は自分に対してもう一人の自分が裁くこと。
それは反省とも違います。反省ならば過去を省みて次に生かそうとする前のめりの意図があります。それだけに罪悪感という感情は救いようがない感情といえるでしょう。裁きっ放しの罪悪感は未来をより良く生きたいならば‟百害あって一利なし”かもしれません。
過去の自分を今の自分が攻め続ける・・・今の状態が未来を創るのだから、延々と罪悪感の無限ループに陥ることになる。
そんなの嫌ですよね・・・。
もしも自己肯定感が低めで罪悪感に支配されがちならば・・・
それを断ち切ることが重要です。
荒療治になりますが、過去の記憶が蘇り罪悪感が沸き上がる時、自分に問いかけてみる。
「あの時他に方法があった?」と・・・
きっと、頭の中では正しい方法は分かっていたかもしれません。その時は無知だったけれど今ならば分かることもあるでしょう。でも当時はどうにもならなかった「何か」があるはずです。それも自分の内側に・・・
感情をぶつけたかった、自分の尊厳を守りたかった、復讐したかった、怖かった・・・
それならば・・・その心の叫びをそのまま受け入れ認めるだけのこと。出来事に焦点を当ててはいけません、罪悪感の思うツボですから。罪悪感の発端となる出来事は・・・当時は他に方法はなかったと心の中で成仏させるようなイメージです。
罪悪感に囚われ、過去に呑み込まれ闇落ちしないこと
過去の自分を反面教師として未来に向かうことしかありません。
罪悪感に勝る敵はなし。
罪悪感は自らの妄想の産物・・・実像のないモンスターだと思うのです。
今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに。