星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

蠍座新月によせて

     

 

 

10月25日19時49分、蠍座にて新月を迎えました。

 

蠍座という畑は、物事の裏側をあぶりだし変容を促す世界です。

清濁併せ吞む・・・そんな言葉がしっくりくるような新月の星の配置です。

 

この時期とても楽しくて充実している人も多いかもしれません。趣味や旅行など自分の‟好き”を思い切り表現できる、自由を謳歌するような活気ある毎日。きっとそれはそれで満足しているかもしれません。

 

ただ今のこの時期において、自分の範疇で生活を楽しむよりも・・・もっと大きな視野と展望を密かに抱いているのかもしれません。それは社会という広大な場所で自分を試してみたい。出来ることなら自分を活かすような新しい働き方を体現してみたい。そしてそれを共有できるような真の仲間が欲しい。今までにないような社会への渇望を感じているのでしょう。

 

一人では出来ないことにチャレンジする。仲間によって自分では気づかないような能力が引き出されることもあり得ます。依存ではなく共存するような・・・現在の時流を考えると「理想の世界」なのでしょう。

 

ただそれを実行に移すにはまだ早いかもしれません。

新しいやり方に着手する時、葛藤や不安や疑心暗鬼はつきものだから。そこを払しょくするような実績は未だありません。未知の世界への旅に必須なものは‟覚悟”です。恐らくこの秋は覚悟の程を図るタイミングでもあると思うのです。

 

変化を楽しみたい「何とかなるだろう」という楽観主義と、

もっと地道に時間をかけてという堅実主義と

メリットとデメリットは?と詰問する合理主義がせめぎ合っている。

心の中は騒々しくカオスな状態・・・一瞬で鎮めるような正解を求めようとするかもしれません。

 

でも確かな答えを導く方法はひとつだけ。

「未来ではどんな自分で在りたいのか」

その答えこそ現時点での正解だと思うのです。

 

 

                           以上です。