星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

蟹座チックな金星の空

   

 

 

7月18日、空の金星が蟹座エリアに入りました。

金星は快楽や喜びの在り処、愛され方などを読み取ることができます。

つまり人生を豊かにするポイントを示します。

 

現在の金星の滞在場所によって、どのようなことに喜び、どのような愛の交流を尊ぶのか・・・その傾向は違ってきます。それが社会レベルであったとしても、少なからず個人の生活にも影響を与えるものです。

 

金星は8月11日までの1ヶ月弱蟹座に滞在します。

 

蟹座金星のキーワードは「母性的な愛情」。

聖母のような見守る愛とはちょっとニュアンスが違います。もっと本能的に感情的に、何かをしてあげたい役に立ちたいと先ず体が動いてしまう。母猫が子猫を護り威嚇するように体を張って守り抜く。身近な家族、仲間には献身的に、それ以外に対しては排他的に・・・つまり蟹座金星では「身贔屓」がネックになりがちということです。それだけに感情的に暴走しがちでやり過ぎになるということもあり得ます。

 

我が子を護る母猫は強い訳ではありません。威嚇するのは疑心暗鬼で臆病になっているから。弱い部分を隠すために、安全の為に排他的にもなるのです。

 

ただこの時期においては、身贔屓に甘んじ内なる世界に籠ることはどうも許されないようです。「守る母」ではなく「強い父」の顔を社会では求められる。この流れは8月中旬まで続くことでしょう。表に出て自分をアピールする、強く主張する。ガッツリとした自己顕示欲に目覚めることもあり得ます。大なり小なりの規模はあるでしょうが、ある意味「リーダーシップ」を求められているタイミングなのでしょう。

 

心の中は用心深く、神経過敏であったとしても表面では大胆に自己演出する。

時には孤独感に苛まれることもあるかもしれません。でもその葛藤こそが未来への道に繋がっていると思うのです。