星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

「ちくわの天ぷら」について考えてみた

    

 

 

こんにちは、晏藤滉子です。

本日で連続投稿1091回目のブログとなりました(^^)

 

今日は何気なく気づいたことを共有いたしましょう。

食べ物ネタですので悪しからず('◇')ゞ

 

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最近のこと・・・駅弁を食べている時、「ちくわの天ぷら」の存在に気づいた。

 

ちくわの天ぷら・・・そういえば至る所で見かけるな。

スーパーのお惣菜や居酒屋さんでも何気に存在している。

 

考えてみると不思議な食べ物だ。食感はあるけれど味というものは余りしない、けれど何だか落ち着く食べ物だ。だからメニューに迷った時などつい頼んでしまうもののひとつかもしれない。そしてまずハズれることはない、安定した予想通りの味がするものだ。

 

最初に考えた人の切っ掛けは何だったんだろう。

おそらく「ちくわの天ぷら」がこれほどメジャーな一品に出世するとは夢にも思っていなかっただろう。

 

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「ちくわの天ぷら」は誰もが知っている存在だ。

そのような食べ物は結構世の中にはあるものだ。

 

焼きそばパン、ツナマヨのおにぎりなど、最初は「?」だったものがいつの間にか市民権を得て「!」になっている。それが大衆の当たり前となり安定の一品に昇格する。

 

本来は常識外れのB級グルメ。でも多くの人に支持されることで認知度は一気に上がりスタンダードになっていく。これは、snsでバズったり番組とかで取り上げられて品薄になる・・・とも全然違う。もっと地味なもののような気がする。急激にバズる物は急速に飽きられるものだ。一旦飽きられたものは余程のことがない限り、再ブレイクは難しい。

 

「ちくわの天ぷら」とバズる食べ物は一線を画すものだ。

 

安定の一品にまで昇格したB級グルメには共通点がある。

それは「うわ、滅茶苦茶美味しい!」というリアクションが見られないということ。「やっぱり美味しいね♪」くらいまでの安定のリアクション。「おふくろの味」を表すときによく似ている。つまり安心安全なのだ。

 

「ちくわの天ぷら」はバージョンアップすることもなく、常にさり気なく存在する。その存在感こそに価値がある。誰もが身近に感じる素材と調理法だからこそ、一旦支持されたら息は長いものになるだろう。

 

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駅弁の「ちくわ天」を食べながら、取り留めもなく考え込んでしまった。

 

ほっとするような、決して他の食材の邪魔をしないような・・・私にとって「ちくわの天ぷら」は癒しの存在なのだろう。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます。 それではまた(^^)/