星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

鬼と福のルームシェアは内なる平和

今週のお題「鬼」

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こんにちは、晏藤滉子です。

本日で連続投稿999回目のブログとなりました(^^)

 

今日は節分ですね。

 

まだまだ寒い日が続いていますが、毎年節分を過ぎると雰囲気はガラッと変わるものです。春という芽吹く季節ということもありますが、新生活や自分の未来に自然と意識が向いていきます。星読み的には明日4日は水星逆行が順行に転じます。つまり節分を境に物事の流れがスムーズに運びやすくなるということです。

 

節分というと豆まきですが、「鬼は外~福はうち~」という掛け声?は誰でも知っているフレーズですよね。季節の行事における「象徴」はとてもシンプルで子供にとっても馴染みやすいものです。もしかしたら最近の子供たちは、「節分=豆まき=恵方巻」と連想しているのかもしれませんね。季節の行事をとっつき難いものにしないで、分かり易く身近なものにしていく智慧なのかもしれません。

 

子供には、「鬼は外、福はうち」が意味もシンプルで分かり易いものです。でも大人の目線では「そう簡単にはいかないな」が本音かもしれませんね。「清濁併せ呑む」とかは大人になって身をもって知る事なのですから。

 

でもそれは決して諦めとか妥協とか悪い意味ではないと思うのです。

 

世の中は陰(鬼)と陽(福)で成り立っているものです。絶対的な陰もなければ絶対的な陽もない。これは善悪でも置き換えられることです。

 

光が当たれば影ができると例えられます。「陰(鬼)だから出ていって!」という訳にはいかないものです。強引に陰(鬼)を排除しようとすると、鬼は当然抵抗します。意地になったり、暴力的になったり・・・豆をぶつけるぐらい痛くも痒くもない。

 

じゃあ、どうすればいいのか。

現実的には「鬼と福」はルームシェアが調度いい・・・と思っています。

 

自分の内側という家には、‟福”と‟鬼”が共存していて、どちらかを追い出そうとするわけでもない。お互い主義主張は違っても、一つ屋根の下距離感を保ちつつ生活する。

 

私自身、「自分の鬼」を追い出す事に躍起になっていた時期がありました。自分の一部であることを認めず無視したり排除しようと。でもそれは辛いばかりで途方もないこと。鬼を無きモノにするのは福も同時に失うことだと気づいたのです。

 

だからこそ・・・「鬼はうち、福もうち」

ルームシェアで共存させる。私にとってそれがベストな方法でした。

 

大人になって気づくことがあります。子供にとっては「鬼は外、福はうち」が分かり易い善悪の象徴です。そのイメージを壊すつもりはありません(^^)

 

でも大人の節分って、意味を深堀するとほろ苦いものですね。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます。 それではまた(^^)