星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

雛型神話に頼れない時代

   f:id:yasura7165:20200909202048j:plain

 

こんにちは、晏藤滉子です。

連続投稿977回目の本日のブログです。

 

***

 

雛型(ひながた)とは形式様式示す見本です。テンプレートともいえますね。

その様式に沿って書類を書いたり文章を書いたりすれば間違いはない便利なツール。このブログだって・・・アナログ人間の私でも公式テンプレートのおかげで何とか更新している訳です。

 

同様に、人間の一生においてもその時代に沿った雛型というものがあります。

 

その雛型とは、多くの場合両親とか家庭内の価値観が支配するものです。このレベルの学校に進学して、就職して、いずれ結婚するみたいな雛型です。ただし子供の中には用意された雛型に収まりたくないタイプもいる訳で・・・大抵そういう子は「変わった子」とレッテルを貼られるものです。家庭、学校、職場でもそれぞれの雛型が人間の評価の物差しになっていた時代が長く続いていたと思います。

 

ただ、ここ数年でその雛型神話が崩れてきているように感じます。

星読み視点では、「風の時代」の影響を強く感じ納得していますが、占星術など関心のない方でも「雛型神話の崩壊」は実感していると思うのです。

 

今までの価値観の物差しでは測れない人々や職業が存在する

今までの心の拠り所だった雛型では100%安心安定しない

社会の傾向が見えない・・・ある意味カオスな時代です。

 

星読みをしていて確信していることはひとつです。

人々を抑え込む「絶対雛型」はこれから先自然淘汰されるということです。

 

私は何を頼りに歩いて行くのだろう?

 

雛型神話がなくなった時、心の拠り所は「自分仕様の雛型」を適用することだと思うのです。自分の能力、才能、夢や理想、そして隠したかった生き辛かった部分さえも受け入れる・・・全て完全オリジナルの雛型を自分自身に適用することです。

 

見栄えばかり良い「張りぼて」ではなく、リアルな中身が充実している「自分仕様の雛型」です。良いところは活かし続け、残念だと思う部分だって怯まない・・・そんな自分で生きていく覚悟が腑に落ちた時「何かが変わっていく」を体感するはずです。

 

人間関係、仕事、生き方、言動、佇まいまで・・・バージョンアップした自分雛型が登場することでしょう。

 

星や数を読み解く時、ご自身も正直認めたくない「本当の自分」が登場する場合があります。当然「でも」「だって」と抵抗されるのですが、それは認めたくないだけ。そこを開放するだけで風が吹き抜け人生が良い意味で変わることをずっと見てきましたから。

 

旧雛型に囚われて身動きが出来なくなった時こそ、それを脱ぎ捨てバージョンアップするチャンスといえるでしょう。占術は未来を当てる為にだけあるのではなく、本当の自分という雛型をハッキリ映し出す術だと思っています。

 

ボンヤリしている「自分仕様の雛型」を、鮮明でリアルな雛型に整えること。

今のこの時期において、とても重要なことだと思うのです

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)/