星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

蟹座新月に寄せて

 

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7月10日10時16分、蟹座にて新月を迎えます。

 

蟹座は基盤を整える守るという意図をもっています。蟹座のエリアでは月は一番ノビノビとしていられる・・・月にとって蟹座は正に「家」を象徴しています。心の安らぎや経済的な安定を目指そうとするのです。

 

新月のリーディングでは、一ヶ月間を支配します。



蟹座新月に寄せて

 

「個人として在り方」と「社会における自分の在り方」で揺れ動く人も多いかもしれません。揺れ動くとは、どこまで自分の意志を社会に周囲に打ち出してよいものか、その塩梅に未だ自信が持てないことからかもしれません。

 

活力もみちているし、チャレンジする意欲もある、準備も万端だ・・・絶好のスタートを切れるはずなのに、全くちぐはぐして連動しない、発進すらも出来なくなっている。

 

少しのボタンの掛け違えのような・・・連携がバラバラだとそのような事が起こる事があります。

 

それは悪い前兆というものではありません。

星の配置でそのようなサインが起こる時は、未来に対する伏線の場合が多いもの。少し立ち止まって、修正して、時には引き返すことだって・・・後からみたら必要なサインとなるのです。



一方、今まで背負ってきた重圧や責任などから開放される人も多いようです。自ら今の立場を離れるようなことも考えられます。または自分を縛ってきた思い込みやしがらみから自由になる選択をするのかもしれません。

 

握っていたものを手放すタイミングです。

 

手放す痛みはあるでしょうが、その事によって「社会においての自分」のイメージの輪郭がはっきりしてくるのです。

 

この時期は、アイデアや知性が経済的な豊かさに繋がりやすいともいえます。イデアや閃きは見逃さず、どんな情報を掴むのか・・・それはある意味チャンスといえます。チャンスの神様の前髪を掴む勢いで意識を張り巡らすことです。また、何らかの創作活動を励んでいる人にとっては追い風が吹くタイミングです。



人との感情的な結びつきを呼び覚ます様なことも多いことでしょう。共感、同情・・・そんな人間としての基本的な感情が煽られることもみられるようです。

 

ただそれだけに「集団の感情」に煽られないように。

嬉しい感動した・・・それはテンションが上がり、皆で幸せに浸れる感情です。

 

対して、不安や恐怖、怒りなどの負の感情も伝染しやすいものです。特に自己管理や健康、雇用問題がテーマに上がりやすい星の配置です。過度にナーバスになったり、不安を煽られたり煽ったり・・・今のこの時期負の感情の感染予防は大切です。自分を護ることに繋がることだから。

 

どんな情報と繋がるのか、どんな人と共にいるのか・・・とても重要な事と思うのです。



                     以上です。