星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

問題は起きた出来事ではない。その向こうにあるものだ!

 

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「あ~ぁ、またやっちゃった・・・」

罪悪感を含む呟きを漏らす時があります。

 

大事な日なのに寝坊しちゃった

暴飲暴食して体重が増えちゃった

つい衝動買いしちゃった・・・。

 

大抵「○○しちゃった」というフレーズがついてきます。

取り返しのつかない不本意な結果に対して

(自分自身に)失望している雰囲気満載です。




「やらかした」には対処療法してはいけない

 

自分の行動から不本意な結果を招いてしまった時、大抵の人は自分を責め反省しがちです。「もうしません!」って具合に、気を引き締めて頑張ろうとしてしまう。

「○○しちゃった」→「○○しなくちゃ」となる訳です。

 

体重が増えた!→ダイエットしなくちゃ

衝動買いした!→今月は節約しなくちゃ

寝坊した!→アラームを30分早くセットしなくちゃ

 

そもそも「○○しなくちゃ」は対処療法に過ぎません。

起きた事象に対しての対策を実行するだけの作戦です。

 

でもこのような流れは、個人的に繰り返されていることかもしれません。という事は、対処療法のみでは「またやっちゃった問題」は解決できないという訳です。



一番の問題は「やらかしたこと」の向こうにあるもの



「やらかした」ことへの対処療法として、ダイエットや節約など具体的な作戦をとらなくちゃと思いがちです。

 

そして数字や結果だけに囚われてしまうこともよくあること。

当面は上手くいくかもしれない・・・でも暫くすると、「またやっちゃった」と同じポイントに戻ってくるものです。

 

また暴食して体重が増えてしまった・・・、また衝動買いしてしまった・・・、まるっと一巡して戻ってしまう。

 

こうなるのは一般的にストレスと片付けられますが、多くの場合「やらかしたこと」の向こうに元凶が隠れていて、其処を解決しなければ、何処までも同じことを繰り返してしまうという事です。

 

食べ過ぎてしまう、衝動買いしてしまうのは、

それは何故なんだろう。何を求めているんだろう。

 

不満、寂しさ、承認欲求、誰かへの訴え・・・?、

自分にしか分からない原因がある筈です。

 

根本的に見つけない限り対処療法に翻弄され続けてしまいます。

起こる「やらかし」の本当の意味は、対処療法を促す為ではありません。殆どの場合は、自分を蔑ろにしている現実へのイエローカード

 

「またやっちゃった」と凹むくらいじゃないと気づかないから、

敢えて事象として警告しているのです。「いい加減気づけよ!」と。

 

対処療法は根本治療ではありません。一時しのぎです。

私達に出来る事は、その警告の意図を拾い上げ、善処するのみです。

自分の意見を言う、人間関係を見直す、

自分を癒す時間をとる、心地よさを最優先する・・・。

 

やらかした事象の意図を無視して対処療法に囚われている時、ストレスだけではなく自分責めも背負い込んでいることが殆どです。それでは荷が重すぎて、人生楽しくありません。



背負うものは・・・シンプルに最小限にしたいものです。

だからこそ、自分を悩ます事象のその向こうにあるものを見落とさない事。それが一番大事だと思うのです。




今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)/