こんにちは、晏藤滉子です。
今日は「ブロック外し」について共有いたしましょう。
今回は2部構成でいきます(^^)
ブロック外しは加害者探しの終わりなき旅
お金のブロック、パートナーシップのブロック・・・。
ブロックとは、「障害」に繋がる思い込みや信念を意味します。
欲しいと思っているのに、何故か上手くいかない。
その原因は自分がそのブロック(思い込みや信念)を握り締めているから、
ということです。
お金は人を変える怖いものだ
お金持ちは汚い
私はどうせ誰からも愛されない
私は一番にはなれない・・・
思い込みは人それぞれです。それは幼少期の経験、周囲の環境などが大元でしょうが、
当時感じた自分なりの想いを、潜在意識に刷り込んでしまっている。
「お金が欲しい」「パートナーと仲良く暮らしたい」と願っていても、
本音は(潜在意識では)・・・「いやいやお金持ってると怖い事になるよ」「どうせ私は
大切にされる価値ないしな」という信念が強制発動されて、今の夢や希望は頓挫してし
まうのです。実際には手を伸ばしていても、肝心なところで無意識に手を引っ込めてし
まうようなイメージです。
だからこそ、一時自己啓発系やスピ系では「ブロック外し」が一大ブームになったのです。
どんなにアファメーションしてもイメージングしても、本音(潜在領域)の前では太刀打ち出来ない・・・ということからです。
簡単に言えば「心のブロック」が問題だから、取っ払ってしまえ! という訳ですが
これが思いのほか簡単ではない。いやハードル高すぎだと思うのです。
何故なら、「ブロック外し」は終わりなき旅であり、相当な痛みを伴うものだから。
そのブロックを創った原因は何ですか?
「ブロック外し」の一般的なワークでは「ブロックの原因」を深堀していきます。
幼少の記憶、同じパターンを繰り返すこと、意識を深く落としてその片鱗を見つけてい
くことなど多岐に渡ります。私自身も以前その類のワークをやってみて、確かに「これ
かな?」というものを掴んだことがあります。でも、暫くたつと「本当にそれが原因な
のか?」と懐疑的になってしまう。そのイメージはもしかしたら「自分の想像に過ぎな
いのかも」と思ってしまうのです。
確かに、幼少期の「その時に感じた思い」がブロックの原因かもしれません。でもそれ
は「頭の中での記憶」です。もしかしたら原因は全然違うことかもしれない。それすら
も思い出せない事が殆どだと思うのです。何故なら潜在意識に刷り込みやすい年齢は3
歳くらいまで。学習的には7歳くらいまでです。その年齢のことを何処まで深堀できる
のか難しい筈です。
そして、苦しいことは「加害者がいること」。
親の言動とか、友人の態度とか「心のブロック」なだけに大抵は「楽しくない記憶」で
す。「親のせいで」「あの人のせいで」・・・。そして一番厄介なのは「私はどうせ価値がない」という超自己否定型のブロックに関しては、加害者は「ダメな自分」です。
自己肯定感の低い子供の頃の「わたし」が、
大人になった「私」の夢や願望を邪魔してしまうのです。
・・・其の2に続きます。