星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

天秤座満月に寄せて

 

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3月29日3時47分、天秤座にて満月を迎えます。

 

満月のテーマは「手放し」です。

見えるもの見えないものに関わらず・・・今の自分に何が必要なのか、

不要なものをあぶり出すタイミングといえるでしょう。

 

満月が支配するのは、次新月までの約半月間です。

短い期間ですが、新月のスタートの為にも身軽になっておきたいところです。



天秤座満月に寄せて

 

暫く「他者を通しての個人の成長」がテーマとして続いています。

ただ今のこの時期において、自分自身の足元を見つめる機会に出会う

星の配置が観られます。

 

「足元」というのは、自分の内面も含めベースとなるもの。

家族やパートナーとの関係性、今まで公にしなかったような貴方の秘密(経験)・・・。今の貴方を形成してきたものです。

 

それにまつわる物事があぶり出されるようです。

問題として現れることも、思い出として浮上するのかもしれません。

 

ただ、決して貴方を苦しめるものとは限りません。

「これからの自分にとって握り締めるべきものなのか・・・」と、

「自分の持ち物」を再チェックするタイミングなのかもしれません。

 

この時期に浮上することは、

自分の持ち物に「気づいて!」という天の采配です。

 

培った能力や資質は、「貴方の財産」といえるでしょう。努力の賜物です。

でも過去の経験や、家族や先祖から受け継いだものも「貴方の持ち物」です。



それも含めて「自分の能力を最大に活かす事」を宇宙は求めています。

夢をみるだけでなく、足元をちゃんと観る事を促されているのです。

 

山へ行くのにサンダルでは動けなくなります。

見知らぬ土地を散策するのにハイヒールでは景色も楽しめない

これから何処へ行くのか、それに相応しい足元を整えるということです。

新しい靴を購入するのではなく、先ずは手持ちの靴の中から使える靴を選ぶ

イメージです。

 

今、行先の目星がついているのなら足元の準備を整えましょう。追い風も吹い

ています。未だ道が見えない場合でも、理想や夢を諦めないことです。

 

冷静な目で自分の足元を改めて見た時、思いがけない発見があるかもしれません。つい遠くを見過ぎて、おざなりになっていた自分の足元。不意に四葉のクローバーが目に飛び込んでくるような経験もあり得るのです。



 

                           以上です。